五十 主side ページ3
ようやく山を降りると、剣心が迎えに来てくれていた。
剣心「良かったでござる。何だか少し遅かったので。」
『あははっ…ごめんね、ありがとう。』
もう…操ちゃんにからかわれたせいで剣心を直視できない。
当の操ちゃんはニヤニヤこちらを見ているけど。
剣心「?」
剣心は頭にハテナを浮かべて首を傾げている。
顔が凄く熱い。
『…もうすぐ夜が明ける。眠らないでこのまま行こうか。』
何とか平常心を取り戻した。
剣心「Aは、休まなくても大丈夫でござるか?」
『ええ、大丈夫よ。操ちゃんは?』
操「あたしも大丈夫!」
剣心「じゃあ行くでござる。あ、そうそう操殿。」
操「何?」
剣心「さっきの輩についてでござるが…さっさとここを離れた方がいいでござるよ。ああいうのは面倒くさいことになりかねない。」
『剣心、もう遅い。』
橋の両側には先程ののびていた男達がいた。
「さっきはよくもやってくれたな!!」
「覚悟しろ!」
剣心「やれやれ…今は人と関わりたくないというのに…A、後ろを頼む。」
『うん。』
「何気取ってんだチビ!」
「隣の女も死ねやぁ!」
あ、チビって言われてちょっとキレてる。
まあ…今のは男達が悪いかな。
剣心と同時に抜刀して橋を切りつける。
剣心「悪事を働いたお主らも悪ければ操殿も悪い。拙者達も付き合うから、両成敗ということで勘弁するでござるよ。」
そう言うと剣心は私を自分に引き寄せ、キツく抱いた。
その瞬間、橋が一気に崩れた。
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剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ!すみません、ありがとうございます! (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜!このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月28日 8時