六十 主side ページ13
斎藤「お前らこんなところで油売っていたのか」
操「誰?この人…」
『私たちの知り合い…だと思う。』
知り合いと認めたくないけど(
斎藤「何だそれは。」
剣心「…んで、何故お主がここに?」
斎藤「ここの村の部下から志々雄がいると通報があってな。」
『その警察って…』
少年「俺の兄貴だ…」
剣心「この少年の兄上でござるか…」
斎藤「あいつは今何処にいる?」
『…亡くなってしまったの。ついさっき』
斎藤「ほう、死んだのか」
斎藤は一瞬瞳に悲しみを宿したが、すぐにそれを隠すように言った。
「…あいつも馬鹿だな。俺が来るのを待っていれば良かったのに。」
操「ちょっ…死んだ人に対してその言い草はないんじゃないの!?」
操ちゃんが怒る。まあ当然よね。
しかし、意外だった。斎藤が部下を思いやるなんて。
まだ悲しみを隠しきれていないその瞳を見つめる。
斎藤は一瞬こちらを見たがすぐに戻した。
斎藤「誰だこの……………イタチ娘は。」
ぶちっ
あ、凄い音がした。
操「だれがイタチだぁぁぁぁぁぁあ!?」
斎藤「お前だ」
剣心「こういう男なんだ、いちいち腹を立てていたら意味がないって。」
『あはははっ…』
突然後ろの茂みから物音がし始めた。
「「「「『!?』」」」」
出てきたのは
宗次郎「あ!いたいた、Aさん!探しましたよ〜」
志々雄真実の側近、宗次郎だった。
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剣心 - ししおにキスされんのはゴメンだなww (2018年4月3日 18時) (レス) id: d86426f788 (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 本当だ!すみません、ありがとうございます! (2016年5月28日 22時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - オリフラ立ったままですよ〜!このお話好きなのでこれからも期待してます♪ (2016年5月28日 19時) (レス) id: 9e25d5fa86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月28日 8時