四十三 剣心side ページ45
『剣心のばかぁあぁあぁあぁ!!!』
という叫び声と共に全力のビンタを喰らう。
いくら女子とはいえあの伝説の人斬りの相棒。
…めっちゃ痛いでござる。
恋仲なんだし、これくらいいいと思うが…
着替えるからと廊下に出された。
A、顔真っ赤だったでござる。可愛かった←
『剣心、お待たせ。行こうか』
…あれ、いつの間にか出発する雰囲気になっていらっしゃる。
剣心「まだ休んだほうがいいんじゃないのか?」
『冗談。私だって歳は取ったけど体は衰えてないわよ、あんなのすぐ治ったわ』
Aはそう言ってにっこり笑う。
今日は珍しく蝶の装飾がついた紐で髪を結っている。
金の蝶の髪飾りが銀髪によく映えて美しい。
その髪をぴょんぴょん跳ねさせながら階段を下りていく。
…やはり歳を感じさせない不思議な女子だ。
剣心「待つでござるよ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『さあ剣心、道はどっちだい?』
…ああ、そうだ。忘れていた。
Aの方向音痴を。
剣心「そこを左へ曲がってくれ。」
『左だね!』
そう言って右に曲がろうとするA。
剣心「…誰が右と言った?」
『…ごめん。』
ラッキーキャラクター
緋村剣心
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柚姫 - ありがとうございます!凄く嬉しいです(*^^*) (2016年5月5日 16時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - すごく面白いです!これからも頑張ってください! (2016年5月5日 15時) (レス) id: 9586ad42cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月3日 1時