四 主side ページ5
“お前が大事なんだ。何よりも。”
そう言う剣心の顔はなんだか狂気じみていて…
恐怖さえ感じられた。
私は自分の気持ちがわからない。
剣心に好意を寄せているのかさえ、わからない。
剣心と共に居たいなとは思うけれど、それが好意かというところまではいくら考えてもわからなかった。
あの後剣心は特に何も言わず歩いて行ってしまった。
私はどうすれば良かったのだろうか。
部屋も一緒なのに…すごく気まずい。
どうしよう…。
トントン…
剣心「A。」
『はっはい！？』
剣心「お休みのところ申し訳ないが、仕事だ。」
剣心が入ってきた。風呂上がりらしい、水が滴り落ちている。
…なんか色っぽい。……っ！？いかんいかん。
『剣心、お前せっかく風呂入ったんだ、これ以上汚れるのは嫌だろう。私が一人で行ってくるから髪でも乾かしてて。』
剣心「はっ、なに言ってる。お前一人で行かせられる訳ないだろ。」
『大丈夫だよ。私を甘くみないでくれ。』
第一、今日のお前と一緒にいるとなんだか本調子がでないしな。
その言葉は私の胸の中に留めておいた。
『じゃあ、行ってくるから。』
剣心「な、おい！？A！！」
ラッキーキャラクター
緋村剣心
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柚姫 - ありがとうございます！凄く嬉しいです(*^^*) (2016年5月5日 16時) (
レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - すごく面白いです！これからも頑張ってください！ (2016年5月5日 15時) (レス) id: 9586ad42cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚姫 | 作成日時：2016年5月3日 1時
