検索窓
今日:39 hit、昨日:19 hit、合計:205,326 hit

二十六 主side ページ28

私が目を覚ますと、剣心と斎藤が対峙していた。

私はゆっくり体を起こすとずきりと痛む頭をおさえ、道場の壁に身を預けた。

薫さんが泣いている。

斎藤「気が変わった。もう殺す。」

剣心「寝惚けるな。もう殺すのは俺の方だ。」

あの阿呆ども…何言ってんのよ。

『…薫さん、安心して。大丈夫だよ。』

薫「…っ…え?」

私は愛刀を持って2人が戦っている方をじっと見る。

薫「Aさん、まさかあなた…」

『心配しないで、これは幕末の戦いだ。私にしか止められないの。』

薫「で…でも!!」

斎藤「抜刀斎、これで終わりだ。」

剣心「ああ。」

2人とも刀を構える。

そして2人同時に飛び出した。

それと同時に走り出したAは目にも止まらぬ早さで抜刀し2人の間にしなやかに入り込んだ。

斎藤・剣心「「!!」」

ゴスッ

『くっ…』

Aは、剣心の攻撃は刀で、斎藤の拳は鞘で止めた。

しかし、剣心の刀はなんとか受け止めたが、斎藤の拳は剣の鞘を破壊し、Aの右肩に直撃した。

『おっ前ら…いい加減に…しろよ…寝起きの人にこんな無茶させてっ…』

剣心「A…。」

?「やめんか!!斎藤!!」

『お邪魔が入ったみたいだ。』

斎藤「チッ…」

『剣心…後でちょっと来い。斎藤は早くそのヤラシイ手を離せ。』

斎藤「ふん、またな銀華。」

『もう一生目の前に現れるな。』

?「斎藤!!」

斎藤「任務報告。緋村剣心は全く使い物にならん。だが、抜刀斎ならそこそこいける。それと、あんたらが探していた人斬り銀華。昔のままか、それ以上の強さだ。」

薫「人斬り…?あの伝説の女人斬り銀華がAさんなの…?」

?「すまんな、緋村。だがこれからの日本のためにお前の力量を測る必要があったのだ。」

剣心「そうか、真の黒幕はあんたか。大久保利通。」

大久保「銀華、ずっと探していたんだ。やっと見つけられた。」

『すいません、その話後ででいいですか。ちょっと寝ます。』

そう言ってAは崩れ落ちた。

剣心「っ!?A!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんか、Aさん寝落ち多いですねw

二十七 剣心side→←二十五 剣心side


ラッキーキャラクター

緋村剣心


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
122人がお気に入り
設定タグ:るろうに剣心 , 緋村剣心   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

柚姫 - ありがとうございます!凄く嬉しいです(*^^*) (2016年5月5日 16時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - すごく面白いです!これからも頑張ってください! (2016年5月5日 15時) (レス) id: 9586ad42cc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月3日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。