二十五 剣心side ページ27
手紙で指定された場所に行けば、雑魚がいた。
そうか、俺はまんまと罠にはまったのか。
…じゃあ斎藤はどこへ?
っ、まさか道場に!?
あいつ、本当は俺でなくて、Aを探していたのか!?
ならば急がなくては。
さっさと方を済ますと弥彦が走ってきた。
弥彦「はぁっ…はぁっ…剣心!!」
剣心「弥彦!どうした?」
弥彦「Aが…剣心呼んでこいって…なんか、警官がきて…そいつと話してたぜ……A、少し様子が変だった。」
しまった。
剣心「弥彦、すまない。拙者は先に行く。」
そう言うが早いか全速力で走っていく。
弥彦「はぁっ!?マジかよ…」
というつぶやきが小さく聞こえた。
あとで謝ろう。
やっと道場につくと土足で上がる。
これもあとで謝ろう。
道場の中では
Aと斎藤がいた。
俺は自分の弱さとやるせなさに腹が立って、一気に斬り込んだ。
『けん…し…ん…』
倒れるAをそっと受け止めると、斎藤に剣気を放つ。
斎藤がニヤリと笑う。
斎藤「ふん、阿呆が。今いいところだったんだぞ。」
剣心「そうか、それは良かった。」
斎藤「ふん、まあいい。それよりも、お前。」
剣心「なんだ。」
斎藤「弱くなったな。たった10年間で。不殺などと、まだほざいてるのか。」
剣心「貴様には関係ない。」
斎藤「まあいい。再会を祝って一戦交えようじゃないか。」
剣心「貴様との再会なんて祝いたくもないが、このまま逃すのはAが可哀想だ。やってやるよ。」
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柚姫 - ありがとうございます!凄く嬉しいです(*^^*) (2016年5月5日 16時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - すごく面白いです!これからも頑張ってください! (2016年5月5日 15時) (レス) id: 9586ad42cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月3日 1時