二十一 剣心side ページ23
目が覚めた時、俺はAに斬りかかっていた。
Aはそのあと泣き崩れてしまった。
寝起きとはいえ、本当にすまないと思う。
しかし、なんでそんな事してしまったのかというと、心当たりがある。
俺は幕末の夢を見ていたのだ。
それに、何故だかはわからないが嫌な予感がする。
Aも同じような夢を最近見たといっていたし…何が起こるんだ…?
剣心「Aすまん、本当に大丈夫か?」
『うん、平気。でもなんで剣心までそんな夢を見たんだろうね?』
剣心「うーん…これから何事かよくないことが起こるんだろうか」
薫「二人とも!遅いわよ!」
剣心「おお、薫殿すまん。」
『はぁい』
薫「ちょっと…大丈夫?何だか元気ないわよ?」
剣心「大丈夫でござるよ。」
『…っ!なんか嫌な予感がする!早く戻ろうっ!!』
剣心「おいっ!?」
薫「どうしたのかしら?」
弥彦「とりあえず追いかけるぞ!」
何かあったんだ…Aの直感は必ず当たる。
急がなければ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ようやく道場に着いた時
『っ!左之助!!』
Aの悲鳴に近いような叫び声がした。
慌ててそこに行くと…
左之助が血の海の中で倒れていた。
…石田散薬の箱とともに。
ラッキーキャラクター
緋村剣心
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柚姫 - ありがとうございます!凄く嬉しいです(*^^*) (2016年5月5日 16時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - すごく面白いです!これからも頑張ってください! (2016年5月5日 15時) (レス) id: 9586ad42cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月3日 1時