一 剣心side ページ2
時代が終わりに近づくこの頃。
今日は久々の休日、天気が良いのでAに連れられて出掛けることになった。
…が。
剣「あの…A?」
『ん?なんだい?剣心。』
剣「俺たちは何処に向かっているんだ?俺そろそろ帰りたいんだが。」
『……さあ?』
剣「まずここは何処だ?」
『……さあ?』
剣「じゃあなんで此処にきた?」
『だってさ、なんかこう…こっちに呼ばれてる気がして!…ああっ、やめて!そんな人外を見るような目で見ないで!』
もう呆れるのレベルを超えた。
こいつ本当の阿呆なのか…?
『ちょっと、今失礼なこと考えたでしょ。』
剣「いいから帰るぞ。」
『ちぇっ…』
俺は不貞腐れたAの顔を見て満足そうに笑う。
そして元来た道を戻ろうとするとAの足が止まった。
剣「…どうした?」
『剣心、私本当に呼ばれてるみたい。先行くね。』
彼女はそう言うが早いか全速力で走っていってしまった。
剣「あっ、おい!?」
…時既に遅し。
仕方ない、追いかけよう。
ラッキーキャラクター
緋村剣心
122人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柚姫 - ありがとうございます!凄く嬉しいです(*^^*) (2016年5月5日 16時) (レス) id: 3ebe891132 (このIDを非表示/違反報告)
蘭秀(日本史love)(プロフ) - すごく面白いです!これからも頑張ってください! (2016年5月5日 15時) (レス) id: 9586ad42cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柚姫 | 作成日時:2016年5月3日 1時