【HQ！！】君はモブでも俺のヒロイン【赤葦京治】

18♪また私です。すいません ページ20

京「A…話って何？」







放課後4時29分空き教室







私は大切な話があると京治君を呼び出した







「あ、あのね京治君…」







京「…？」







「わ、わ、わ、私…」







伝えなくちゃいけないのに声が震える







本当にこれで良いの？







せっかく思いを伝えられたのに…？








そんな言葉が頭の中をよぎる








京「…A」








低い声で名前を呼ばれびっくりする








京「今すっごくつらそうな顔してる









Aがつらいのは俺もつらいから今日は無理して言わなくていいよ」






…







京「俺はAが言いたくなる時まで待つから」







自然と涙が溢れる








これだから私は甘えてしまうんだ









あなたのその優しさに








だからこそ言わないと








「ごめんなさい。」








もうあなたの優しさに溺れないために








「私京治君とやっていける自信がないの」







京治君のハッピーエンドでために









「別れて下さい」








時計の針が30分を指す瞬間







京「…え？」








「ごめんね









"赤葦君"」









別れを告げ教室から逃げ出した

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