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静かな空間に足元の小さな川がチロチロと音をたて小さな木の葉を流していく…、って何爽やかなムード作ってんだよ。止めろ、それよか
『私が君に敵うと思わないんだけど…』
「あ”？そんなん当たり前だろが」
ならなんでこんな非行に走るん？()
解ってんなら戦う意味ないじゃん勝負する意味ないじゃん。まさかのここ迄来て無駄足、いや最悪ホントに最悪帰っていい？え？駄目だって？おいジョニー解ったからそんなに睨むなよ怖いだろ()
駄目だ疲れて思考が別の方向に…←
「お前だろ推薦来たやつって教師連中にはもう確認してある」
……。
何やってんの？！！あの馬鹿教師！！！！？？
あれ一応個人情報だけど！？なんで生徒の個人情報護ってないの？まさかこんな中坊に脅されたってのかよ！？弱いなぁ？！
「俺のが強えっつーのは知ってる。だからお前みたいなモブに推薦がくる実力が本当にあるのか、確かめるためだ」
なんで上からなのか知りたいけど、ごもっとも然し、そんな事で呼び出されたのかよ私
気づかれないよう小さなため息を吐くが何しろ此処に居るのは私達二人だけ、それもすぐバレ、戦えと番犬の如く吠える爆豪くんを視界に入れ思わず目元を押さえる
あー…面倒くさい
『私は君とは戦えないよ。そんな力もなければ実力もない。だからもう帰ってもいい？』
「何ほざいてんだ俺はまだ納得してねぇぞ」
うげー…
『私雄英行く気ないし…そんなに”推薦が欲しいならあげるよ”…あげれるものなら、だけど』
欲しくて手に入れた物じゃないし
思わず溢れそうになった言葉は次の衝撃で喉の奥に押し止められた。顔を覆った大きな手に背中を通る冷たい水。頭がズキリと痛む。
水に濡れる感覚で頭が少しずつ冷静に今の状態を判断していく。押し倒、された？川の中に？どうして？
「お前なんかにっ…！」
私の顔を鷲掴みにして小さな川の中に押し倒した爆豪くんはその先を告げることなく力強く此方を睨みつけこの場を去った。
何故アイツがキレたかは解らないけど一つだけ解る事がある。
＿＿＿あの目は無性に腹が立つ。
＿＿＿＿
「やってくれんじゃあねぇかクソ女…！」
校門前でざわめく大衆
濡れたクリーム色の髪
此方を強く射抜く赤色の瞳
『昨日のお返し』
足元で空っぽになったペットボトルが転がった。
どうやら私は私が思っている以上に負けず嫌いらしい。
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人間失格な人間？２←(プロフ) - 囚人さん» コメントありがとうございます！はい。予定としては爆豪君にしようかな、と考えています。更新頑張ります！ (2018年12月29日 21時) (
レス) id: 728099f7d0 (このIDを非表示/違反報告)
囚人 - 面白いです！更新ファイト！です。落ちは決まってますか？ (2018年12月29日 21時) (レス) id: 235e75e60a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人間失格な人間？ | 作成日時：2018年6月15日 23時
