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青side



話をしようと亮と寝室からリビングに移動したとこでインターホンが鳴った。





視線を玄関へと向けると亮が言った。


「村上くん達やと思う。

こっちに向かう途中で…連絡してん。」






言われた通り玄関を開けるとみんなおった。



(そうやった…
俺と亮以外のメンバーは、今日揃って撮影の仕事やってんな。)









「おい、ヤス。どういうことやねん。」



しぶやんの鋭い瞳と声に思わず目を伏せる。






「…まぁ、
とりあえず中入るで。」



信ちゃんの言葉でみんなリビングに揃った。






緑「Aは?」


黄「…寝室におる。…寝とる。」

黒「そうか…」




紫「話…聞かせてくれるやんな?ヤス。」




一様に俺を見る視線が痛い。




せやけど、被害者は俺やなくAや。









彼女のカラダが軋むほどの激しい最中も、
抵抗することはなく俺に抱かれたAは、
…あの頃と変わらず綺麗やった。








Aと知らない男への苛立ちと、
俺の欲が満たされるまで、


何度も何度も抱いた。







俺がカラダが満たされるだけの行為。






彼女の口から甘い嬌声が聞こえることはなく、
俺自身、カラダが満たされても心が満たされることはなかった。








俺の気が済むまで抱き潰され、気を失った彼女のカラダを拭いてやると、
あちこちに散った紅い鬱血痕と、痛々しい拘束痕が、



…俺を無言で責めた。









すぐに後悔と自責の念にかられて、亮ちゃんに電話した。

折り返しがあったんはしばらく経ってからやったけども、
その間Aはずっと眠り続けていた。

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sangozygo(プロフ) - 初めまして。最初から最後まで一気に読ませていただきました。すごい面白かったです!!ありがとうございました。誰を選んだかは自分の脳内で楽しませて頂きますね(笑) (2017年6月28日 11時) (レス) id: e74e44746d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:芹生 | 作成日時:2017年4月25日 20時

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