・主人公さん ページ33
「ん、ふぁぁ〜…
よく寝た。」
その場でのそりと起き上がると、
自分の姿にギョッとした。
身体にへばり付いているのは、見るも無残な布切れの残骸。
その下はもちろん何も身につけていないわけで…
状況を把握出来ずにまわりを見渡すと、
合宿所の自室であることに間違いはない。
驚くべきは、そこに普段いるはずのない彼らが身を寄せ合って眠っていることだった。
こんな姿、恥ずかしくて見せられない。
彼らを踏まぬように、そっと脱衣所へ向かった。
なんだか不思議な夢をみていた気がする。
自分が幼子になって彼らに子守れている夢だ。
着替え終わると、先程自分が身に付けていた布切れに目を向けた。
明らかにサイズがおかしい。
どう見ても子供の服だ。
「夢、じゃなかったんだ。」
忙しく鏡の前に移動した。
うん、いつもの自分だ。
戻れた…
戻れたんだ！！
やや興奮状態で自室に戻ると、
まだ眠っている彼ら。
こうして見ると、
この狭い自室によくこれだけの大の大人が寝れたものだと驚いた。
思わず口元が緩む。
僅かばかりの記憶ではあるけれど、
彼らが一心に自分の子守をしてくれた覚えがある。
「ありがとう、ございました。」
そう呟いて、彼らに掛けるタオルケットを取りに急いだ。
せめてものお詫びに、
と朝食のメニューを頭に浮かべながら。
ーーーーーーーー
終わり方が微妙な感じになってしまいました。
技量が足りずすみません。
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←・わちゃ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 213人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
芹生(プロフ) - ゆうき様、コメントありがとうございます。更新お待たせして申し訳ありません。作品出来次第、更新させていただきますね。 (2017年8月2日 7時) (
レス) id: a784c79873 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 更新、待ってます (2017年7月31日 23時) (レス) id: cd0c82d3f8 (このIDを非表示/違反報告)
芹生(プロフ) - 起死回生様、コメントありがとうございます。応援して下さって本当に嬉しいです。 (2017年4月29日 18時) (レス) id: a784c79873 (このIDを非表示/違反報告)
起死回生 - これからも頑張って書き続けてください！応援してます( ´ ▽ ` ) (2017年4月29日 5時) (レス) id: 213e36fc05 (このIDを非表示/違反報告)
起死回生 - とても面白くって一気読みしました､､､(´；ω；｀) (2017年4月29日 5時) (レス) id: 213e36fc05 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：芹生 | 作成日時：2017年4月10日 8時
