変化 黒 ページ6
黒side
ここんとこ、楽屋の雰囲気がおかしい。
ヒナはイライラ
すばるはハァ〜
ヤスはソワソワ
マルはルンルン
亮はチラチラ
大倉はジーッ
当てはめるんならそんな感じ。
まぁ、さしづめ俺は、
メンバーのその様子にオロオロっちゅうとこやな。
…で、
その大元の原因であろう廣瀬は、
…相変わらずのヘラヘラや。
まったく、何考えとんのか。
そんな楽屋の雰囲気を読み取っとるんだかそうじゃあらへんのか、
あいつは事もあろうに俺に話掛けてきよる。
「横山さん。」
「ぅおっ。
な、なんや。」
「今日の仕事終わり、空いてます？」
(は？なんで俺？
メンバーからの視線が痛い、視線が痛い、視線が痛い、視線が痛い…)
「ぃだ、痛っ、いだだだだっ」
ソファーの隣に座っとる大倉が、俺の右腿をつねってくる。
「なにすんねん‼大倉ぁ‼」
「あ、ごめん。
無意識やった。」
(無意識か？
なぁ、おい、大倉。
お前、無意識でこんなことしよるんか？)
「えっと…大丈夫ですか？」
「ぁ、おん。ええけど…」
ガチャッ
スタッフ「廣瀬くん、ちょっといいですか？」
「あ、はい。」
スタッフの呼び掛けに一人楽屋を後にする廣瀬。
部屋の空気が一気に変わった。
「ええなぁ…裕ちん。」
(なぁ、マル。
目が笑ってなくて怖いねんけど。)
「俺も、一緒に行きたい。」
(亮…、そんな子犬のような目で見られても。)
「た、楽しんできてな。」
(ヤスはなんでそないにソワソワしとんねん。」
「…(ぶっすぅ。)」
(大倉よ、その絵に描いたようなふくれっ面、なんとかせい。)
「ヨコ、手ェ出すなよ。」
(すばる、なんの話や。)
「なぁ、ヨコ。」
「ヒナまでなんや。」
その後の言葉は、他のメンバーに聞こえへんように耳元でボソッと言われた。
その言葉に、ヒナの顔を二度見した。
「あいつ、俺のもんやから。」
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光婪(プロフ) - 芹生さん» 私も作品作ってますが文を考えるのは大変ですしごちゃごちゃにならないようにするのも大変です！焦らず素敵な作品作って欲しいと思ってます。作者様が迷惑だなんて思う必要はありませんよ！スランプ等は付き物です！お互い頑張りましょう^^* (2017年9月3日 20時) (
レス) id: 9e395ba8f7 (このIDを非表示/違反報告)
芹生(プロフ) - 光婪さん、コメントありがとうございます。更新が遅く、御迷惑をおかけして申し訳ございません。そして応援頂きまして、本当にありがとうございます。これからもお付き合い頂ければ幸いです。 (2017年9月3日 19時) (レス) id: a784c79873 (このIDを非表示/違反報告)
光婪(プロフ) - はじめまして！1から読ませていただいてます！これからの展開にワクワクしながらたまに読み返したりしてます！がんばってください！ (2017年9月3日 13時) (レス) id: 9e395ba8f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芹生 | 作成日時：2017年8月7日 20時
