セブチの敏腕プロデューサー

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JH『うわ、これ…使用済みかよ』
『ちょっと、匂い嗅がないでよ…』
JH『だって気になるじゃん…って大丈夫？顔色悪い』
『…どうしてそんなものが』
JH『まあ、誰かが入れたんだろうな』
『え…？』
JH『それしかないだろ？こんな低レベルなアピールしやがって…』
『アピール？』
JH『ストーカーの仕業じゃねぇの？』
『す、ストーカー？わ、私にそんなことする人いないから！』

財布の現金やカードは無事で、異変は男物のパンツが入っていたことだけ。

(ムカつく)

Aの気をひくためにこんな嫌がらせをしたのか？
こんな限られた場所で、一体誰が？

想像しただけでハラワタが煮えくり返る。


JS『ハニ、A』
SC『ちょっと、きてくれるか？』

『『・・・』』


＊＊＊


MG『あー！俺のです！！』
JH『はぁ！？』
MG『なんでハニヒョンが持ってるんですか？シャワーで間違えちゃったんですか？…ってヌナ…こ、こんにちは』
『こんにちは…これ、ミンギュのなの？』
MG『あっ、ちょ、あんま見ないでください…(顔真っ赤)』

な・ぜ・か
照れる大型犬に、持っていたトランクスをひったくられる。
は？どういうことだよ。

SC『ミンギュ、これ、Aのリュックから出てきたんだ』
MG『・・・・・・・・え？冗談ですよね？』
JS『本当だよ。ね、A』
『うん…心当たりないんだけど、入ってた…』
MG『え…マジ？』

シャワーの時に一瞬にして無くなったというミンギュのパンツ。
話を聞けば聞くほど疑問が浮かび上がる。

JH『あそこ、男しか入れないじゃん…』
SC『誰かがシャワールームから盗んで、Aのリュックに入れたってことだろ？』
JS『流石にカメラが付いてないから特定するのは難しいけど、そういうことだよね』
『…』
JH『まさかキム・ミンギュ。お前自作自演じゃあるまいな？』
MG『はぁ！？やめてくださいよ！どうして俺が！？』
JH『だって前に居酒屋でAに…』
MG『ああ！それは言わないでください…(涙目)』

顔を真っ赤にさせるミンギュ。
そもそもそんなことをするような奴じゃないけど、じゃあ一体誰が…

JS『A、何か身に覚えない？』
SC『嫌がらせとか、受けてないか？』
『全く、本当に、ない』
JH『…キム・ダンビは？』
『は…？』
JH『あいつ、怪しくね？』
『ハニ…仲間だよ？』
JH『そう思ってるのは、お前だけだろ…』
『！！』
SC『やめろ…とりあえずマネヒョンに報告する』
『…スンチョル』
SC『大丈夫、俺が何とかするから』

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