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『…え、不法侵入?』
JH『うっせぇ。お前が事務所来ないのが悪い』

シャワーを浴びて風呂場から出てきたら、ベッドにはジョンハン。恐怖でしかない。

『パスワード教えたっけ?玄関の』
JH『もう何年も変えてねーだろ。流石に覚えたわ』
『そっか…(変えなきゃな)』

ぶすくれた顔のハニ。
そういえば、夕飯に誘われていた気がする。

『ごめん、返信してなかったね』
JH『二日酔いでしょ…大丈夫なの?』
『ん、だいぶ。でも朝はひどかった…記憶なくてさ』
JH『…何それ』

ベッドの向かいにあるソファに腰かければ、ふわふわの茶髪にメガネをかけたハニと目があう。

JH『髪乾かせば?風邪ひく』
『だね。なんか飲む?』
JH『いらないから、早く乾かして』

ベッドにゴロンと寝転がりスマホをいじり始めたハニを横目に、ドライヤーを取り出す。
21時を回った我が家は静かで、どこか遠くで鳴く犬の声が届いてきた。

JH『やっぱ時間かかるな。長い髪って』
『そう?』
JH『だって俺はAの半分よりも早いスピードで乾くよ』
『そりゃあ、それだけ短ければね』
JH『なんか前は大変だったなーって思い出した』
『長髪のジョンハン。懐かしいね』
JH『どっちがよかった?』
『んーどっちもいいんじゃない?』
JH『それは分かってる。誰だと思ってるの。そうじゃなくてAはどっちが好き?』

冷蔵庫からペットボトルの水を2本取り出して、片方をハニに渡す。
そのまま、なぜか手を掴まれた。

JH『ねぇどっち?』
『えぇ…考えたことなかったから…』
JH『じゃあ考えてよ』
『とりあえず手、放してくんない?』
JH『Aが答えたら放してあげる』

放してくれるどころか、グッと強く腕を引っ張られる。
その力に勝てなくて、簡単にハニの腕の中に倒れてしまった。

『あ、ごめん』
JH『…ん、良い匂いするね』
『は?何して……ひゃッ!』

広い肩がギュッと私を抱き込む。
そのままシャンプーの香りを楽しむように首元に顔を埋めたハニは、首筋をペロリと舐めた。

(な・め・た!?)

『ちょっ、アンタおかしいんじゃないの!?』
JH『おかしいのはお前だろ』
『は、はぁ?』
JH『どこの誰かも分からない男と記憶なくなるまで飲んで』
『…仕事仲間じゃない』
JH『”オッパ”なんて、お前が言うはずもないのに』
『ハニ…?』

耳元で、どくどくと聞こえる音は、彼の心臓だろう。
それならどうして、こんなに早く動いているの?


JH『知ってた?男は嫉妬深い生き物なんだよ』

. ※ちょい大人です→←.



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Marine - ジスペン死にかけです…いや、というかすっごくいいです!好きです!みんなかっこよくて…! (2019年6月23日 6時) (レス) id: 3909a143f6 (このIDを非表示/違反報告)
ANA(プロフ) - きょうかさん» きょうか様。コメントありがとうございます!私的にジョッシュの顔面が大好きなので、キュンキュンさせてやろうと思います。笑 (2018年7月15日 19時) (レス) id: 9758bb3577 (このIDを非表示/違反報告)
ANA(プロフ) - きなこさん» きなこ様。コメントありがとうございます!ジスのターン始まりました!ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!! (2018年7月15日 19時) (レス) id: 9758bb3577 (このIDを非表示/違反報告)
きょうか(プロフ) - やばいです。この展開、、、最後のジスが笑これからも更新楽しみにしてます! (2018年7月7日 1時) (レス) id: de8bd341cd (このIDを非表示/違反報告)
きなこ - 最後のジョシュアがかっこよすぎて、、 (2018年7月1日 19時) (レス) id: 6f49253a08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ANA | 作成日時:2018年6月16日 11時

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