もう4番目なんて言わせねぇから!!【Yuta.K】

オンリーワン。【Yuta side】 ページ50

優「オイ、何笑ってんだよ」

「いや、優太が今、やらしい事考えたかなって思って笑」

優「この状況で、やらしい事考えない男なんていないだろ!!」

「ちょ、開き直んないでー笑」

優「じゃあ、俺、今日は泊まっていいの？」

「うん、やらしい事しないならね笑」

優「あー、それは約束できないわ笑」

「じゃあ、今すぐ帰って!!笑」

俺らの関係って、主導権が完全にAなんだよなぁ。

まぁそれが、俺にとっては心地よかったりするんだけど。

でも、なんで、4番目の男だった俺が彼氏になれたんだろ？

優「そう言えばさ、20人くらい居たメル友ってまだ続いてんの？」

「続いてないよ。
みんな自然消滅してったから。
優太みたいに純粋なお友達募集じゃないから、すぐ会えないとめんどくさくなるみたいで」

優「で、結果、純粋なお友達募集の俺を彼氏にしちゃうっていう矛盾ね笑」

「たしかに笑
でも、優太が一番誠実だったんだよ。
最初はその真っ直ぐさがめんどくせぇって思ってたけど、段々それが嬉しくなってきて。
気づいたら優太が好きになってたんだよね笑」

優「やべぇ、なんかスゲー嬉しいんだけど!!
じゃあ、俺は今、Aのオンリーワンってこと？」

「うん、そうだよ。」

俺がずっと目指してた、Aのオンリーワンになれたのか。

今の俺、スゲー幸せだわ。

そう思いながら幸せを噛みしめていたら、

「優太、」

と呼ばれ、Aの方に振り向いた瞬間、キスされた。

「大好き。」

そう言って笑うA。

優「先生！ハグとキスはやらしい事に入りますかー？笑」

「バナナはおやつに入りますかー、みたいに聞かないでよ笑、入りません!!」

優「それじゃ、遠慮なく笑」

そう言って俺は、Aを抱きしめながら、深いキスをしたのだった。



END





あとがき



なんとなく、今回もバタバタした終わりかたですみません。

岸くんの描写に悩みましたが、どうでしたかね？ちゃんと岸くんしてましたか？笑

まぁへなちょこ作者なんで、こんなレベルですけど笑

岸くんの誕生日から始めたこのストーリー、やっと完結しました。

次はジンくんが誕生日だけど…ジンくんて書くの難しいよね？(お前は誰書いても下手だろとか言わないで笑)

次のメインは平野か廉かなぁ…

お気に入りしてくれてる皆さんは、私に誰のお話を求めてるのかわからない〜泣

完結までお付き合い頂いた読者の皆様、ありがとうございました!!

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