もう4番目なんて言わせねぇから!!【Yuta.K】

会うための条件？【Yuta side】 ページ36

今までずっと、Aとメールとか電話するだけでもすげぇ楽しかったんだけど、

会って話したらもっと楽しいんだろうなって思うようになってきた。

優「あのさ、俺、Aに会ってみたいんだけど、Aは俺に会いたくない？」

「会いたくないわけじゃないんだけど、なんかまだ恐いんだよね」

こないだの優先順位1位の男のせいか。

まったく、余計な事してくれたなアイツ。

優「俺、スキンシップとかは絶対しないからそっちの心配は大丈夫だからな？
恐いっていうのは、ブスで嫌になられたり、イメージが違ったって思われるのが恐いの？」

なるべく、刺激しないように聞いたつもり。

「うん、優太の事は信じてるよ。
私本当に自信ないの、メールとか電話だと自信満々に感じるかもしれないけど、強がってるだけだからさ」

優「その信頼が逆にプレッシャーだわ笑
そうだな、仲良くなってから、強がりなんだなって気づいて可愛いなって思ったよ？
でもさ、イメージが違うかもしれないのはお互い様じゃん。なんなら、俺が嫌われる可能性のが高いと思うけど笑」

「それなら、どうして私と会いたいの？」

優「同じ時間を共有したいから？喋ってる時の表情とかを感じたいなって思ったからかな。」

「なるほど、それは私もそう思うよ」

優「じゃあさ、条件決めようよ。
俺はスキンシップ禁止とか、俺からは絶対に触らないって約束する!!」

「優太、やたらそこ推してくるね笑
会ってがっかりしても、お互い嫌な態度をあからさまに出さない、とか？笑」

優「あー、それは大事だな!!」

なんとなくだけど、これって会う流れになってきたよな？

これは近いうちにAに会える…かも笑

なんて、期待に胸をふくらませたのだった。

私も会いたい。→←親友の女の子。

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