もう4番目なんて言わせねぇから!!【Yuta.K】

大切な人。 ページ25

優「あ〜、マジで行きたくねぇ〜!!」

いきなり電話してきて、何事かと思えば。

優「今日さ、デザイン会社の同僚から、取引先の女の子と合コンとか言われちゃってさ。

ウチの会社、すげぇ国宝級イケメンが二人いるからか、そういうお誘いはよくあるんだけど。

今回はなぜか、相手方から優太も誘ってって言われたから強制参加な、とか言われてさー。

いや、俺、A居るし、興味ないからマジ行きたくないんだけど!!」

ふーん、相手方から優太をご指名って事は、優太を狙っている女がいるって事よね。

なんかわかんないけど、気に入らないな。

「優太、完全に狙われてんじゃん笑
せいぜい肉食女子にお持ち帰りされないように気をつけなね笑」

優「いやいや、
そんな雰囲気になる前に帰るつもりだから!!」

「でもさ、優太は、彼女いるんですかぁ〜？とか聞かれたら何て答えるつもり？」

優「そこは、大切に想ってる人がいます!!って言うかな。今はまだ彼女じゃないから。」

私の事、そんな風に想ってくれてたのか。

やっぱり優太は可愛い奴だ。

「へぇー、優太、そんな人いたんだ？
私より大切な人がいるなんて初耳なんだけど」

そして、私はとことん意地悪だ。

私がそう言えば、

優「は？そんなわけねぇだろ!!
大切な人なんてAしかいねぇわ!!」

と、優太はストレートに言ってくれる。

「そっか笑
じゃあ、私、合コン中に優太に電話して邪魔しちゃおっかなー笑」

って、冗談のつもりで言ったのに。

優「マジ？それは助かる!!」

なんて言うから、本当に電話する事になってしまった笑

ピュアな優太がお持ち帰りされないように、さりげなく邪魔してあげよう笑

．→←やらしい意味じゃない。

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