彼女の嫉妬。【おまけ】 ページ37
行ってらっしゃいのチューがあったあの日、俺はこれからもずっとそうなんやと思ってた。
しかし、Aが泊まった翌朝。
廉「なぁ、なんでチューしてくれへんの?」
「え?そんなシステムはないですけど?」
廉「システムて何やねん、こないだはAからしてきたやん!!
前の晩にAがえっろい顔して誘ってきた翌朝に!!
俺めっちゃ嬉しかったのに、あの日だけやったん?」
「えっろい顔して誘ってないし、あの日はチューしたい気分だったからしただけだよ?」
廉「えー、今日も、いや、これからもずっと永遠にチューしたい気分になってや!!」
「無茶言うな!!
ご褒美はたまにだから価値があるんだよ?
一年に一回くらいでちょうどいいわ!!」
廉「えー、何でなん?俺ドMちゃうからそんなに我慢できひんわー」
俺がそう言った瞬間、Aの目の色が変わった気がした。
「廉、私いま気が変わっちゃったかも笑」
そう言って、両手で俺の頭を抑えながらキスをしてきた…と思ったら、
次第に深くなってきて、いや、俺これから仕事やし、これ以上はヤバい …って。
そう思った瞬間、パッと俺から離れたAが、
「これで満足?じゃあ、行ってらっしゃい!!」
と、俺の背中を押してくる。
廉「アホか、全然満足ちゃうわ!!
むしろ、余計にムラムラしたやん!!
今めっちゃしたいねんけど、今日ぐらい遅刻してもええかな?」
と、Aの手を取り寝室に向かおうとしたら、
「ええわけないやろ、さっさと仕事行けや、このド変態が!!」
と、下手くそな関西弁で言いながら、俺を家から無理矢理追い出した。
廉クソー、Aの奴、帰ったら覚えとけよ?
俺は、元気になりかけた下半身を、苦々しい気持ちで見つめながら呟いた後、仕方なく会社に向かったのであった。
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ひかる(プロフ) - さやりんさん» 刺さって頂けて嬉しいです!!私もキンプリちゃん達より年上なので、描写がリアルなんですかね?(しかも実話使いまくってたりしますし笑) こちらこそ、私の作品を見つけて読んでくれてありがとうございます!! (2020年4月27日 1時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
さやりん(プロフ) - またまたお邪魔いたします。れんれん…可愛い!!なんなのあのコ!!!連れて帰りたい!!(感想がおかしい)中々、ここまで年の差ある設定がないのでひかるさんのお話読んでるとギュンギュン刺さります!リアルに年上なので、もうありがとうございます!! (2020年4月21日 14時) (レス) id: 0eb138626a (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - AAAさん» 担当に似て下ネタ大好きなんで笑 それを好きやなんて嬉しいです!!楽しんで頂けて有難いです。このペースやと、今日中に制覇しちゃいそうですね笑 (2020年4月14日 11時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
AAA - 完結おめでとうございました(だから遅い)下ネタに走っちゃうひかるさんの作品好きですよー(笑)とても面白くて読んでて楽しいです!次の作品行ってきますね笑 (2020年4月14日 10時) (レス) id: 492279a5e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - さちままさん» いつも嬉しいコメントありがとうございます。へなちょこ作者ゆえ、読みにくさもあったかと思いますが、全部大好きと言って頂けて嬉しいです。今、岸くんmain書いてました笑 もしよろしければまた読みに来て下さいね。完結までお付き合い頂き、ありがとうございました。 (2019年9月28日 21時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかる | 作成日時:2019年9月6日 12時