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売約済み。 ページ49

「え?ちょ、何してんの?」

私の左手を掴んだまま、私の前に跪いた廉はフーッと深く息を吐いた後、

廉「A、俺と結婚しよ?」

そう言って、薬指にキラキラと光る大きな石がついた指輪をはめた。

そして顔を上げ、私を優しく見つめる廉はまさしく王子様だった。

「ねぇ、これ石大きすぎじゃない?笑」

私の指の幅よりもだいぶ大きい石がついた指輪を眺めていたら、何だか笑いがこみ上げてきた。

私にとって彼氏からのプロポーズの言葉よりも、そっちの方がかなり衝撃的だったのだ笑

廉「そうやで!!50カラットやからな!!笑」

「いやいや何してんの、50カラットって!!
普通プロポーズ用って言ったら、0.3カラットくらいよ?」

廉「もー、石の大きさはええねんて!!
これプロポーズなんやで?はよ返事せえや!!」

もはやプロポーズなのか脅迫なのかわからないような言い方だったけど、

「はい、よろしくお願いします」

と私が答えれば、廉は嬉しそうに私に抱きついてくるからそんな事はどうでもよくなった笑

廉「これでほんまに売約済みやんな?笑」

「そうなっちゃったのかな?笑」

廉「そうやで!!
これで、Aの心も体も死ぬまで俺の所有物になるんやから笑」

「ちょ、そんな事言ったら廉の心も体も死ぬまで私の所有物なんだからね?笑」

廉「そんなん当たり前やろ!!
…って事で、今から心も体も一つになろか!!」

そう言いながら、私をベッドに連行しようとする廉。

「あれ、今日は襲わないんじゃないの?笑」

廉「襲ってへんやん!!これは同意やろ?笑」

「ちょっと、私がいつ同意したのよ!!」

廉「ほんなら、Aはしたくないん?笑」

きっと私の答えなんてお見通しでニヤニヤしている廉に言うのは悔しいけれど、

「…したい笑」

と、私が素直な気持ちを伝えると、廉は優しくキスをしてくれた。

廉「じゃあ行こか笑」

廉は私が大好きな笑顔でそう言うと、私の手を取りベッドルームに向かったのだった。



END

ひかるーむ(作者の部屋)あとがき。→←廉の部屋で。



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ひかる(プロフ) - 涼杜兄妹さん» お話に関係ないコメントすると削除されるらしいので、ボードやメッセージでもお気軽に話しかけて下さいね!!また、永瀬main書きたーいっ!! (2020年12月14日 22時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - これからもコメしますね!今回みたいに期間開くこと多いかもですが! (2020年12月13日 11時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 涼杜兄妹さん» アザーッス!!私もコメントくれる涼杜兄妹さんが好きですよぉ〜(ノ´∀`*) (2020年12月9日 23時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - もちろんずっと好きでいます!! (2020年12月9日 22時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 涼杜兄妹さん» リアルでもわりと毒舌なんで嫌な人は嫌なんやろなって笑 あはっ、すきって言われたぁ〜(σ*´∀`) ありがとうございます!!これからも頑張りますので、私の事はずっと好きでいて下さいね!!笑(厚かましい) (2020年10月22日 18時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかる | 作成日時:2020年6月4日 2時

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