玉森部長の歓迎会。 ページ26
廉から玉森部長に乗り換えた数名の女子社員達が、
『玉森部長の歓迎会やりましょうよ〜!!』
と盛り上がり、いつも会社の飲み会が行われる居酒屋で、異例の早さでの歓迎会が行われた。
玉森部長の周りは女子社員達が群がっていて、とてもじゃないけど近づけない。
後で挨拶だけ行けばいいかと思い、珍しく女子に囲まれていない廉と二人で飲んでいた。
「さすがの廉さんも、今日は人気ないんだねぇ〜笑」
廉「そらそうやろ、部長の歓迎会なんやし笑」
「本当はちょっと寂しかったりするんじゃないの〜？笑」
廉「別に全然寂しないっちゅうねん!!
何なら、鬱陶しいのが居らんくて清々しとるし、Aと居れる方が嬉しいけど？」
そう言いながら、ジリジリと距離をつめて私に近づいてくる廉。
「ちょっと、何で近づいてくんのよ!!」
廉「ええやんかー。
皆、玉森部長に夢中で、俺らなんて誰も見てへんわ」
そう言ってニヤニヤしながら、さらに体を寄せてくる廉。
「いやいや、そういう問題じゃないから!!」
私が廉の体を押して抵抗すると、
廉「じゃあ、続きはこの後俺の部屋でな？笑」
と言いながらそっと私から離れた。
そこに、
玉「Aさん、お疲れ様」
と、本日の主役である玉森部長がやって来た。
「あ、部長、お疲れ様です!!
私の方から挨拶に伺おうと思っていたのですが、申し訳ございません!!」
玉「ん？そんなの別に気にしなくていいよ。
あれだけの人に囲まれてたら来づらいもんな。
だから、俺から行く方が早いかなって思って来ちゃった笑」
そう言って微笑む玉森部長は、安定の優男イケメンだ。
「部長、これからよろしくお願いしますね」
玉「こちらこそよろしくー。
…ってもうAさんには、初日からだいぶお世話になっちゃってるけどね笑」
「いえいえ、私も勉強になるので有難いです」
私と玉森部長が話しているのを見つめながら、つまらなそうな顔で見ている廉。
私はそれに気づかないフリをしながら、話を続けていたのだった。
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ひかる(プロフ) - 涼杜兄妹さん» お話に関係ないコメントすると削除されるらしいので、ボードやメッセージでもお気軽に話しかけて下さいね!!また、永瀬main書きたーいっ!! (2020年12月14日 22時) (
レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - これからもコメしますね！今回みたいに期間開くこと多いかもですが！ (2020年12月13日 11時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 涼杜兄妹さん» アザーッス!!私もコメントくれる涼杜兄妹さんが好きですよぉ〜(ノ´∀｀*) (2020年12月9日 23時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - もちろんずっと好きでいます！！ (2020年12月9日 22時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 涼杜兄妹さん» リアルでもわりと毒舌なんで嫌な人は嫌なんやろなって笑 あはっ、すきって言われたぁ〜(σ*´∀｀) ありがとうございます!!これからも頑張りますので、私の事はずっと好きでいて下さいね!!笑(厚かましい) (2020年10月22日 18時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかる
| 作成日時：2020年6月4日 2時
