． ページ45
「薬は飲んだの？」
優「いや、飲んでない。
頭痛がしんどくてとりあえず寝てたから。」
「薬飲む前に何かお腹に入れないとね。
一応アイスとかプリン買ってきたけど、食べれそうなら何か作るよ？」
優「今は体が熱いしアイスにしとこうかな」
「了解、今持ってくるね」
私は冷凍庫からアイスを出して、薬と一緒にトレーにのせて持って行った。
優「ありがとう」
そう言って起き上がった優太は、アイスを食べてから薬を飲んでまたベッドに横になった。
私がトレーを片付けようと立ち上がると、
優「A、どこ行くの？」
と、寂しそうな顔で聞いてきた。
「トレー片付けてくるだけだよ？」
と、私が答えると、
優「そっか。じゃあ、すぐ戻って来て？」
なんて、上目遣いで言ってきて。
具合悪くて苦しんでる彼氏に対して、不謹慎かも知れない。
だけど、今日の優太は可愛い過ぎる。
「ただいまー」
私が優太の元に戻ると、
優「添い寝して欲しいんだけど、ダメ？」
と言ってきた。
「いいよ」
そう言って、私が優太の寝てるベッドに入ると、私の腰に手を回して抱きついてきた。
優「やっぱりAの匂いは安心するわ〜」
私の首もとに顔を埋めてくるのが、少しだけくすぐったい。
「今日の優太、可愛いくてムラムラするんだけど笑」
優「はぁ？お前、何言っちゃってんの？
俺が今、体力的に出来ないと思ってんだろ笑」
「ん〜？出来るの？笑」
優「当たり前だろ!!無理してでもやるわ!!」
「いやいや、先に体調治してからにしてね」
薬が効いて来たのか、段々といつもの優太になってきたみたい笑
いつも一人で頑張り過ぎちゃう優太だけど、弱った時はもっと私に甘えていいんだよ？
そう思いながら、隣に眠るまだ熱い優太の体を抱きしめたのだった。
END
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
Bittersweet 短編集2 【only REN】
友達の好きな人がやたらグイグイ来て困ってます。【Ren】 Cafe Bittersweet【 YUTA / REN / SHO / KAZU 】もっと見る
「平野紫耀」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひかる(プロフ) - 涼杜兄妹さん» ちょ、誘惑せんといてー!!笑 何か本気と書いてマジで好きになったら一番やベェ男だと思うもん。岸くんはマジで底なし沼よ。いつか天才作者になったら書きますね!!(そんな日は一生来ない) (2020年12月14日 22時) (
レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - 岸くん沼はえげつなく深いですよ！！どうぞこちら側へ！！（笑）これはもう、期待しかないです！！（笑） (2020年12月13日 11時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 涼杜兄妹さん» 今の私にはまだ無理です、だってへなちょこだもの(謎のあいだみつを感) あ〜、でも自分で書いた岸くんに惚れてしまいそうで書くのが怖いっていうのも無くはない笑 (2020年12月9日 23時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - 急にオスになる岸くんは需要だらけです！需要しかないです！いつかひかるさんの書くギャップ岸くんを楽しみにしてます！ (2020年12月9日 22時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 涼杜兄妹さん» あー、急に男の顔する岸くんヤバいよねー!!普段のポンコツな岸くんが豹変するギャップはマジで沼。私それ大好物だわ笑 そういう岸くんも書けるような作者になりたいわぁ…泣 (2020年10月23日 6時) (レス) id: a5e5ff503d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひかる
| 作成日時：2019年6月3日 20時
