へなちょこ作者ひかるのキンプリ短編集(リアルversion)

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shoLIVE終わりから楽屋で、岸くんずっと黙って考え事してるんやけど笑
Aなんか私だって気づいてないっぽい笑
shoえーマジで?
Aうん、私もう楽屋行かないでこのまま帰ろうかな…
shoあ、じゃあさ、俺の彼女って紹介するから楽屋来て?笑
Aもうそれで気づかれなかったらヤバいやつじゃん
shoそしたら、本当に俺の彼女になる〜?笑
A紫耀くん、もらってくれるの?笑
shoAなら大歓迎やで笑
じゃあ今から俺の彼女紹介するってメンバーに言うとくわ笑
Aりょーかい笑

正直、だいぶ自信を無くしていた私は、重い足取りで楽屋に向かった。

トントンと楽屋をノックすると、紫耀くんが出迎えてくれて、

紫「みんな〜、俺の彼女来たで〜」

と、中に招き入れてくれた。

その瞬間、優太の方を見ると、あー!!と、やたら大きい声で叫びながら、私をじっと見つめていた。

優「マジかー。で、いつからなの、二人は？」

あれ？なんか予想してた反応と違うんだけど。

紫「あれ、岸くん、マジで気づいてなかったん？笑」

優「え？二人が付き合ってたって事？知らねーよ、そんなの」

紫「いやいや、俺、陰で岸くんの彼女と付き合うほど悪い男ちゃうわ笑」

優「は？何、何なの、意味わかんねーから。
今、Aの事、彼女って言ってたじゃん」

「え、…優太、私に気づいてたの？」

私が自信無さげに尋ねると、

優「当ったり前だろ!!見た瞬間すぐ気づいたわ!!まぁ見た目は完全な平野担だったけどな」

そう言いながら、優太は悲しげに目を伏せた。

優太が最初から私に気づいてたとわかって、嬉しい反面、なんで優太が悲しそうな顔をしてるのかがわからず、

「優太、なんでそんな顔してるの？
私が今日嘘ついてLIVEに来た事を怒ってる？」

と、聞いてみると意外過ぎる答えが返ってきた。

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