新ハンター巫女【第五人格】 (ページ13)

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十一ページ13

図書室に着き、

資料を元あった場所に返そうとするものの、

棚が高く、届かなかった

すると、
何かを探しているらしいルキノさんが居た

もしかして資料を使うのだろうか

少し声を張り、声をかけた

｢あの、もしかして資料を使いますか？｣

｢ああ、借りても？｣

｢はい、ちょうど返すところだったので｣

使うみたいで助かった

｢では、ありがたく借りて行くよ｣

｢それと、高い所にある本を取りたい時は、そこの梯子を使うといい｣

指された方を見てみると、
そこには確かに梯子があった

｢そうなんですねありがとうございます｣

満足そうに頷くとルキノさんは、去っていった

用事も終え、ロビー君と一緒に廊下を歩いていると、何かが足にくっついた感覚がした

思わず、足が止まってしまった

少しすると、足が軽くなった

ロビー君を見ると、
嬉しそうにウィックを抱えていた

ウィックは、手紙を咥えていた

私宛らしく、そっと受け取る

差出人、ナイチンゲール

女の人だろうか

聞いた事の無い名前に首を傾げていると、
ロビー君が説明をしてくれた

荘園の主の代わりに定期的に様子を見に来ている人らしい

手紙の内容は、ゲームについてだった

どうやら初参加のゲームの日程が決まったそうだ

三日後、私は初めてゲームに参加する

どうしよう

今から緊張してきた

まだ外在特質？の事もあまり分かっていないのに･･･

そういえば、他のハンターさんのゲームも見に行けたような気が･･･

｢ロビー君、今度一緒に他のハンターさんのゲームを見に行ってもらっても良いかな｣

｢うん！もちろんいいよ！｣

とりあえず、
明日、ゲームを見に行くことになった

ロビーくんは、これから試合があるらしく、
廊下で別れた

お昼ご飯まで部屋でゆっくりしていようかな