愛情complete ページ9
昨日更新できなかった…(..)
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「ちゃ〜にぃ〜」
「なぁ〜にぃ〜」
「お腹すいた！」
にぱっ！と笑顔で伝える。リビングのソファに2人で座りながらダラダラとした休日の昼を過ごしていた。
「ん〜？俺が作る？」
それまで見ていたスマホから視線を上げて少しにまにまとした顔でこちらを見てくるバンチャン
「ちゃにのご飯が食べたいからチャニが作って」
「はは、いいよ俺作るからなにかリクエストある？」
素直に伝えると嬉しそうにキッチンへと向かっていくので、オムライス〜と伝えてキッチンに着いていく
「着いてきたら俺が作る意味ないじゃんー」
「チャニが作った方が愛情いっぱいで美味しいから意味あるもん」
「愛情ましましオムライス〜♪」
歌いながら作るチャニを眺めながら完成を待つ。いい香りがしてきて、待ちきれなくなったお腹がなってしまった。
「食べる準備万端だねA〜」
「恥ずかしいから今のは聞かなかったことにして…！」
「出来たからたべよ〜！」
「ちゃにー！？？」
さっさと行ってしまう背中を追いかけて食卓に座る。目の前のオムライスが…！きらきらしてる……！！
「「いただきます！」」
「ん〜〜〜♡おいしい…！チャニの愛情ましましオムライス…すごい！！」
「Aは本当に美味しそうに食べるね、作ってあげたくなるんだよ」
「だって本当に美味しいんだもん…!!大好き！」
美味しすぎるオムライスを本心からの言葉で絶賛する
私が同じ手順で作ってもこうはならないからやっぱり愛情なんだと思うんだよね…とうんうん言いながら食べ進めていると、目の前のチャニがにこにことこちらを見ていた
「ん？どうしたの？」
「俺も、大好き」
「……………！？違う！！！あ、いや…違くないけど…！！チャニのオムライスが…って意味で……」
「え〜…そうなの？」
じ〜…っとわざと上目遣いになるように見てくるチャニにすぐに折れて「ちゃにが、大好き…」と言ってしまったのは、彼の愛情を食べたからだと思う
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作者名：あーーる | 作成日時：2023年4月2日 3時
