猫カフェデート！ ページ8
ギリギリ間に合った(よね)
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久しぶりのデート
今日は猫派の私の提案で、猫カフェに来ている
チャニは愛犬家だし完全に犬派だろうけど、Aが行きたいなら！俺も行ってみたいな、と付き合ってくれたのだった
「うわぁ…♡かわいいねぇ…!!」
「うんうん、かわいいねぇ……!!」
事前にチャニに「犬とは触れ合い方が違うから撫でるのとか優しく！基本待ちで！！」と言ったからか、猫カフェに来てからチャニは大人しくソファに座って待つ。しばらく猫たちを眺めていると、チャニの人柄の良さを察してか猫がわらわらと集まってきていた
1匹の子は物怖じしないのかさっさと膝の上に乗って寝ようとし始めていて、
「チャニと猫ちゃん…！めちゃくちゃ最高だね」
大型犬みたいなチャニに対して小さい猫が絡んでいる様は控えめに言っても天国でめちゃくちゃに癒された
パシャパシャパシャパシャパシャ…
止まらないシャッター音に恥ずかしくなったバンチャンが
「も〜、Aも猫と遊びなよ」
と顔を逸らす。大きな手で撫でられている猫はとても気持ちよさそうだ
「いいな」
きょとん、としたチャニの顔
「え、私今なにか言った……？？」
「いいな、って……Aも猫ひざにのせたかった？」
やばい、完全に猫に嫉妬してた…!!はぐらかすように「う、うん！！膝の上乗ってくれるのは珍しいから！！！」と返したが、恥ずかしさで顔から火が吹きそう
すると、しばらくはてなマークを浮かべていたバンチャンがにやりと悪い顔をする
「もしかして、A…猫に嫉妬した？」
「ｯ！！！」
完全に肯定の反応をしてしまい、笑い出すチャニ
「Aの事は後でいっぱい撫でてあげるからね〜！！」
にこにこと嬉しそうに笑う姿を見て怒る気にもなれず、赤い顔を隠すようにチャニの反対側にいる猫ちゃんの頭を撫でまくって時間を過ごした
《おまけ》会話文のみ
「ちゃ、ちゃにおっぱ〜…も、もう大丈夫だよ…」
「俺がAを撫でたいんだからまだまだだよ〜〜♡♡可愛いA♡」
「うぅ〜〜〜〜〜〜ｯ！！！！！！嬉しいけど！！なんか恥ずかしい！！！」
「かわいいねぇ、A〜♡」
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昨日が甘々じゃなかったので甘々目指しました♡
♥ありがとうございます！！
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作者名：あーーる | 作成日時：2023年4月2日 3時
