Episode8* ページ10
担｢はい、そこまで！
答案用紙後ろから集めて。｣
稲森｢ふうー……やっと終わったぁテスト……！｣
氷浦｢今日でテストも終わるし、部活も再開だな。｣
…あの校内案内の出来事以来、
白雪さんとは特に話すタイミングも無く、
お互い朝の挨拶を交わす程度だ。
あれからすぐにテスト週間に入り、
今日で二週間くらいだろうか。
そろそろ周りの環境にも慣れ始めていた。
隣をふとみると白雪さんの机の横に、
いつもはないケースが置かれていた。
氷浦(なんだろ、あれ。)
俺は少し気になり、じっと見つめていた。
『……君。氷浦君？』
ぼーっとしてた俺の頭上から
澄んだ声が降ってきた。
声に反応し見上げると、
俺の真横に白雪さんが立っていた。
急なことだったので、
俺は動揺を隠せなかった。
氷浦｢あ、えっ、どうかした？｣
…どもってしまった。恥ずかしい。
『……私、英語の教科係だから提出物集めるんだけど、持ってって大丈夫？』
氷浦｢あ、うん。よろしくお願いします。｣
俺から教材を受け取った白雪さんは、
ぺこりと小さくお辞儀をして、
前の席の明日人に同じような質問を繰り返していた。
急に近くに来るからびっくりした……
俺、変な顔してなかったかな。
稲森｢氷浦、なんか顔赤くないか？大丈夫か？｣
氷浦｢え……そうかな？｣
思ってた側から明日人のやつ…
図星だから何も言い訳は出来ないけど。
稲森｢おっと、いけね！
氷浦！！部活始まっちゃうよ！いくぞ！｣
氷浦｢あぁ。｣
___それにしても、ただの日常会話で少し話せただけで、嬉しくなる俺って…
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
ええ……？！お気に入りが増えている……
しかもコメントまで……(;_;)
ランキングも入っている？！
感無量です…本当にありがとうございます！
妃葵.
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まにゅ - めっちゃいいです！！ (2019年3月31日 18時) (
レス) id: c1e18846c3 (このIDを非表示/違反報告)
渡邊妃葵*(プロフ) - 夕霧さん» コメントどうもありがとうございます！完全に作者の趣味ですが……（笑）第2シリーズも楽しみにしててください！更新頑張ります！ (2018年12月18日 22時) (レス) id: c45874ae09 (このIDを非表示/違反報告)
夕霧 - 野坂君がライバルか………これからどうなっていくのだろう？とっても楽しみです!これからも更新を頑張って下さい！！ (2018年12月18日 20時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
渡邊妃葵*(プロフ) - スイさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(*´ο`*)亀並みに更新がんばっていきますね！また続き楽しみにしててください！ (2018年12月5日 21時) (レス) id: c45874ae09 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 続きが凄い気になる………更新頑張って下さい！ (2018年12月5日 20時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渡邊妃葵*わたなべひなた | 作成日時：2018年12月4日 22時
