6 ここはお化け屋敷？ ページ6
。
九「ついたぞ」
『……嘘でしょ？』
ついたところは廃墟のような建物。古くて誰も使ってないような感じ。
お化けでもでそうな、そんな感じ。
竜「怖がらなくていいよ。この辺俺たちしかいないし」
『こんなところだと肝試しとか来るんじゃないですか？』
蘭「あー、ここきたら本当に生きて帰れない、呪われる場所ってなってる。だから誰もこないしきたとしてもスクラップ」
『そう……なんですね。
あの、私ここで暮らさないといけないんですか？』
九「そうだな。だいたいみんなここに居るけど、お前は帰ったらサツに連れていかれるだろ」
『……』
九「親子3人がいなくなりました、のほうがまだ平凡に生きられるんじゃね？」
蘭「ここにいたいだけいればいいんだよ。もう死にたいならまだしもな」
『ここに……いる』
私が逃げてる以上、お母さんはお父さんが殺しました、なんて言っても警察が信じてくれるとは思わない。
まだここにいたほうが安全かな。
多分……？
竜「但し、俺達を裏切るなよ」
蘭「裏切ったら仲間でも殺すからな俺達は」
笑顔でそう言われると、なんだか何があっても逃げれない気がした。
けど、いいんだ。何かあっても
死ぬのなんて1回きりなんだから。
竜「向こうが入口」
九「でかけるときは誰か着いてってもらえよ」
『は、はい……！』
九「けど、これだけ言っとく。
さっきいた口に傷があるピンク髪野郎いるだろ？」
『えっと……』
さっき私を殺そうとしたあの人？
九「アイツには本当気をつけろ。梵天のナンバー2だけどアイツは誰問わず殺してくる」
『……』
あの人、ナンバー2なんだ。
竜「まあ、それだけじゃないけどな」
『？』
蘭「そのうちわかるよ」
……三途さんにはあまり近づかないようにしなきゃ。
九「中入ろうぜ。入口はこっち」
私は3人の後ろを歩き、中に入った。
◇◇◇
また後で、と3人は自分の部屋に戻ってしまった。
私は案内された部屋に1人。誰も使ってなかったのか、ベッドしかない殺風景な部屋。
家になにもかも置いてきてしまったから取りに行かないと、と伝えたら竜ちゃんが「明日取りに行こう」と言ってくれた。
それまで警察とかお父さんの暴力団の人とか誰も入らなきゃいいな……。
お母さんとお父さんが死んじゃったなんて夢みたい。
『……うっ……』
もうあの光景が忘れられない。
涙が止まらなかった。
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三虎ですンゴww - 完結おめ〜！いやぁおもしろかった！！他の小説だと、モッチー出てこないからなんか新鮮でいい感じだったよぉ〜♪これからもガンバレ！応援してるぞぉ〜☆ (2022年6月17日 14時) (
レス) @page50 id: 7ad5394cc6 (このIDを非表示/違反報告)
yui - 完結おめでとうございます！！最後までニヤニヤしながら読ませて頂きました…笑素敵な作品をありがとうございました！！これからも頑張ってください！！応援してます！！ (2021年9月14日 16時) (レス) id: d14d967942 (このIDを非表示/違反報告)
乱れ桜(プロフ) - 結衣*さん» こんにちは！ほぼ初心者ですが励まされましたありがとうございます……！これからも頑張ります！ (2021年9月4日 13時) (レス) id: ab234f2f1c (このIDを非表示/違反報告)
結衣* - 神作に出会ってしまった…更新お待ちしております！自分のペースでこれからも頑張って下さい！！ (2021年9月4日 10時) (レス) id: d14d967942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乱れ桜 | 作成日時：2021年9月3日 1時
