好きです！三途さん！

6話 ページ6

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はぁ、今日も三途さんがかっこいい。



仕事してる時も、家にいる時も、薬キメてる時も、いつでもかっこいいんだけどね。



ああ、どうしよう。他の女に取られちゃったら。そんなの苦しいな。絶対あげたくない。私のだよ



『私、三途さんじゃないとダメなんです。
他の女ができちゃったら無理です死んじゃいます』

三「いきなりなんだてめぇ」

『三途さん、私が死んだら悲しみますか？』

三「そうしてくれたほうが嬉しいけどな」

『あれ？
なぜか笑顔で言われて嬉しいのに私の心は泣いてる気がするな？涙でびしょびしょだな？』

三｢ハッ、んな事知るかよ｣



それでも、三途さんが好きなんだよな。



三「てめーはほんとに頭イカれてるな」

『そのセリフ、バットで打ち返します』

三｢俺は頭イカれてねぇぞ｣

『こないだキメてた時、頑張って上着をズボンかのように履こうとしてましたよ。それを見た兄弟達が動画撮りながら笑ってました。
あ、私にも送ってくれたんですが一緒に見ます？』

三｢ンなもんすぐに消しやがれ。ンで灰谷兄弟もお前も俺が消す｣

『いいじゃないですか！その動画、家宝にしてます！』

三「自分の動画撮って勝手に家宝にしてんじゃねぇ。著作権法で訴えるぞ｣

『訴える前に三途さんも死刑安定ですけでね』

三｢死ね｣

『まぁ、そんな三途さんも好きなんですけどね』

三「……うっせぇな」



本当に将来は三途さんと結婚したい。三途さんと結婚するのは絶対なんだけどね。



首領なら仕方ないかもしれないけど、他の人に三途さんを取られるのは本当に嫌だ。許さない。なんなら殺しちゃうよ。



蘭｢あ、あたおかコンビじゃん｣

竜｢お疲れ、あたおかコンビ｣



三途さんと愛の語り(？)をしていると蘭さんと竜胆さんが事務室に入ってきた。


2人からはきつい香水の匂い。鼻がおかしくなりそう。ハニトラの仕事だったんだな？



三｢何勝手にコンビ作ってんだ。死ね｣

『それよりちょっと2人とも聞いてくださいよ！』

竜「あ？」

蘭「聞かない」

『そんなこといわないで！
私、三途さんと結婚するんです！｣

竜「あー、よかったじゃん。おめでと」

蘭「末永く幸せにな」

三「てめーら話に乗るんじゃねぇ。スクラップにすんぞ」

蘭「やってみやがれ」

竜「逆にお前をスクラップにしてやるよ」

三「上等だコラ。表に出ろ」



また兄弟vs三途さんの戦いが始まってしまった。



うん、今日も梵天幹部は仲良しだね！







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