2話 ページ2
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『みなさーん!
おはようございます!』
竜「うっわ、きたよストーカー女とヤク中男」
蘭「ヤク中も変わり者で補佐も変わり者って、世も末だな。
お似合いなんじゃね?早くゴールインしちゃえよ」
『蘭さん……!
そう思っててくれたんですね嬉しい!』
三「てめぇにだけは言われたくねぇクソ兄。
誰かコイツもらってくれよ」
蘭竜「「いるわけね〜〜〜」」
『ちょっとソコの3人!聞こえてますよ!』
三途さんとアジトに行くと、蘭さんと竜胆さんがソファーに寝そべってスマホをかまっていた。きっと休憩中であろう。
三途さんは着ていたスーツを脱ぎ、私に放り投げるとワイシャツベストの格好になる。その姿も様になってる。かっこいい。
もちろん私は、投げてきたスーツの匂いを思いっきり嗅ぐ。
『きゃあああああ!
スーツめちゃくちゃいい匂いする!
三途さんのフェロモンかな!?いい匂い!
あ〜〜〜私の好きな匂いだな!』
三「何匂い嗅いでんだ。撃ち殺すぞてめぇ」
竜「キモ」
蘭「もういいじゃん。
お前のこと好きなヤツそうそういねぇぜ?
嫁にもらってやれよ」
竜「お似合いだぜヒューヒュー」
蘭「一応、2人の結婚式には行ってやるよ」
『本当ですか!?
三途さん、早く婚姻届もらいに行きましょう!まだ市役所やってますよ!』
三「てめぇら3人纏めて死にてぇらしいな!撃ち殺してやる!」
蘭「やれるもんならやってみろよ」
竜「返り討ちにしてやるぜ」
三途さんは怒っているけどそんな彼のスーツの匂いを相変わらず嗅いでいる。
ただ三途さんのスーツを抱きしめてるだけでも幸せなのに、三途さんにもし抱きしめられたら私死んじゃうんじゃない?全身の穴から血が出そう。大興奮で。
『うふふふ』
三「てめーは何妄想してるんだ」
『んー、三途さんに抱きしめられてること考えたら心が爆発しそうです』
三「いちいち気持ち悪ぃんだよクソが」
『痛いっ!デコピンされた!思いっきり!
けどこれも愛のムチ!』
蘭「キモ。
お前でもそんなに愛してくれるなんていい女じゃん」
三「ならてめーがいるか?」
蘭「いるわけねーじゃん♡」
三「即答かよ」
竜「見た目はいい女なのに性格が残念だな」
蘭「スタイルだけは褒めてやるぜ」
三「は?
そうでもねーだろ。目腐ってんなそりゃ」
『みんなひどい!』
三「ひどくねーよ」
蘭さんや竜胆さんもかっこいいとは思うけど、やっぱり私には三途さんしか勝たん。
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ゆき(プロフ) - 更新楽しみにしています!!頑張ってください! (2021年9月23日 16時) (レス) id: 71bdc7cd9e (このIDを非表示/違反報告)
無気力に自信が有る人 - あ、クライマックス………いや、作品の波……?でしょうか。更新頑張ってください! (2021年9月20日 18時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
叫びすぎて喉痛い - ふっ…控えめに言って神 (2021年9月18日 20時) (レス) id: bf3a83fab0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - うわぁ!!!神作品!!!自覚してくれ三途くん!!!更新楽しみに待ってます! (2021年9月16日 18時) (レス) id: f68d781c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:乱れ桜 | 作成日時:2021年9月14日 14時