チ ョ ン ・ ジ ョ ン グ ク 誘 拐 事 件

・ ページ19

you side







JM「A久しぶり。元気だった？」




久しぶりに会うジミン。







微笑んだ時になる糸目は今でも変わらない。









でもどこか元気が無いような…。








『久しぶり。うん。ジミナこそ元気だった？』









JM「うん…、まぁね。…話したいことあるんだけどさ、いい？」








『うん。だってそのために呼んだんでしょ？』







JM「そうだね…。じゃあ…Aも知ってるでしょ？




ジョングクが行方不明なこと。」









『え…？行方不明？』









JM「え、A気づいてなかったの？」









『いや…テヒョナから…体調不良だって…。』









ジミナは驚いた顔して、戸惑ってた。









JM「テ…テヒョナが…？…違うよ、もう宿舎にも帰ってきてないんだ。」









『…そっ…そうなのっ！？…知らなかった…。電話に出れないのは携帯壊れたからだって…。』









JM「携帯が壊れた？そんなの嘘だよ。






…ねぇ、本当にテヒョナが言ったの？」









『うん…、私の家に来た時に、なんでいないのって聞いたら…。』









JM「そっか…。…テヒョナ、最近おかしいんだ。






ちょうど、ジョングガがいなくなってから。」









『どういうこと？』









JM「ジョングガがいなくなってから…、やけに明るいし、めちゃめちゃ嬉しそうな笑顔を見せるんだ。
みんなは沈んでるのに…。」









『私も…最近テヒョナがおかしいの…。





私の携帯に頻繁に電話するし、メールもたくさんしてくるの。





そしてあった時にはいつも「付き合おう」って…。』









JM「…何それ？…ちょっとやばくない…？







…ねぇ、僕さ、ジョングクは誘拐されたと思うんだ。」









『誘拐…？』









JM「うん。だって、宿舎の部屋、いつも通りだったもん。家出するんだったら、ちゃんと荷物まとめるでしょ。



まぁ、これはちょっとの推理に過ぎないんだけど…。



…もしかしたら…テヒョナじゃないのかって…。」









『…ジミナ…？何言ってるの？…そんな嘘言わないで…。』









JM「わかってる。僕だって本当は嫌だよ。



あいつとは…ずっと一緒だったから…。



でも一緒だからわかることだってあるの。







…続きは次回の話。

・→←・ you

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す