【33話】泡沫の恋をしたい。 ページ41
やっっっと熱下がった……(クソデカため息)
私元々平熱高い方で、(平時でも36.8〜36.9)37℃前後の微熱？がずっと続いてたんですけど…身体は全然元気で。
ただ、このご時世なので暫く学校休んでました(￣▽￣;)
最近まで昼夜問わず投稿があったのはそれが理由です。
今日から復帰したので、また投稿は夜のみになります。
と、そういう報告でした((ヾ(˙ ˘ ˙｡)
□□□□
男主side
人魚姫、か……。
さり、と本の絵を指で撫ぜる。
泡となって消えていく人魚姫は、儚く見えてそれでいて美しく見えた。
……僕も、消えてしまうのだろうか。
泡になって行く人魚姫は、とても幸せそうな笑顔を浮かべていた。
王子の幸福を、愛すべき人の未来を奪わなかったことへの安堵だろうか。
……優しい子だと、そう思った。
ただの本の中の絵なのに。
何だか、僕に少し似ている気がして。
(……もし、)
もし、僕が泡になる未来があるとしたら。
(その時は、)
ーーサラ、と黒のメッシュが揺れる。
ヘテロクロミアの双眼が、訝しげにこちらを見つめている。
その色を、もっと見つめていたいと。
確かに、そう感じた。
(君の為だけに、泡になりたいんですよ)
"フロイド君"
パタ、と本を閉じた。
カタ、と少し小さめな椅子を引いて動かした。
フロイド君には大分小さい為その長い足を持て余してしまっている。
リラックスしているのか、何の警戒もしてないフロイド君へと狙いを定めーー。
チュ、と唇を這わせた。
ただし、唇では無くーー喉へだ。
フ｢は、｣
スル、と彼の方へと手を伸ばした。
口付けたまま、顔を斜めにし男子高校生らしい突き出た喉仏を食んだ。
不思議と、抵抗らしい抵抗はしてこなかった。
ただーー控えめに押し返してくるだけだ。
フロイド君なら、押し返すどころか吹き飛ばす事も容易な筈なのに。
最後に、
ペロ、と喉を舐めて顔を離した。
そこから上を見上げると、フロイド君の顔は僅かに上気していた。
フ｢…何でキスしたの？｣
『…逆に何で避けなかったんですか？』
フ｢…分かんない｣
フ・『｢……｣』
暫しの沈黙の末ーー動いたのは、静寂に耐えられなかった僕だった。
『もしかして、』
『…嫌、でしたか？僕との、キス』
嗚呼、自分は今どんな顔をしているのだろう。
恋なんて嫌いだ、恋なんてしない。
そう思っているのに……。
本心では、君に嫌われたくないとーーそう、思ってしまうのだ。
□□□□
喉へのキスの意味
｢欲求｣
※(一応)男主は受けです
【34話】溺れるようなキスをした。→←【32話】童話の人魚姫。
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シアン・ローズ（別アカ） - サンズに勝てる････････ライトセーバー買おうかな････････あと更新頑張って下さい！ (2022年10月25日 20時) (
レス) @page25 id: 215c26ef03 (このIDを非表示/違反報告)
菊乃(プロフ) - 愛菜さん» (*- -)(*_ _)ペコリ (2022年2月22日 12時) (レス) @page18 id: d0b76ddb34 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - いえいえ！自分も一瞬気づかなかったです笑 (2022年2月22日 12時) (レス) id: b3d1c81104 (このIDを非表示/違反報告)
菊乃(プロフ) - 愛菜さん» ｱｯすいません書き忘れです！修正してきます(´・ω・｀) (2022年2月22日 12時) (レス) id: d0b76ddb34 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - 男主君の各キャラの呼び方の所の二年生の所にシルバーが居なかったんですけど書き忘れですか？ (2022年2月22日 11時) (レス) @page9 id: b3d1c81104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊乃 | 作成日時：2022年2月20日 21時
