【25話】真夜中の探し物。 ページ33
【元あった話について】
元あった話についてですが、作者自身が蛇足感をヒシヒシ感じた為ごっそり削除しました(￣▽￣;)
まぁ、それをベースにしたホラー風味の話のネタも一応ありますので…大丈夫ですちゃあんと注意書きも設けるから……ネ？？()
□□□□
フロイドside
ーーータツノオトシゴ先輩が目覚めてから、幾日が経った頃。
オレは、一人で運動場近くの建物へと訪れていた。
探し物はーー。
────フロイド君！！
あの時ーーオレを助けてくれたタツノオトシゴ先輩が付けてた、茶色い髪紐。
ゴンッと響く鈍い音。
その拍子にブチッと千切れる、先輩の髪紐。
紅と蒼が散乱する視界をーーオレは不覚にも、美しいと思ってしまったのだ。
フ｢…もう捨てられちゃったかな｣
千切れたのは、見えた。
けれども、肝心の千切れた髪紐の場所までは分からなかったのだ。
何せ、最後までオレを上にして落ちた先輩。
頭の傷は深くて、上になった俺にも血が付着する程だった。
一心不乱に…死なないで、置いて行かないでと叫んでいた事は朧気に覚えてる。
けれど、実の所それ以外の記憶が曖昧だ。
もしかしたらあの場所にそのままなのかも、それとももう捨てられてしまったかも。
それが判明しないままなのが、何故だか酷く気持ち悪くて。
ーー最近のオレは、やっぱり何か変だ。
オレのせいで、先輩が怪我をした。
オレのせいで、先輩の髪紐が千切れちゃった。
オレのせいで、オレのーーーー。
フ｢…ホントに変なの｣
そのせいで、負い目を感じずには得られないのだ。
それどころか、タツノオトシゴ先輩の事ばかり考えてしまう。
タツノオトシゴ先輩の瞳、髪、笑顔……全部全部、オレの好きな物だ。
だから…こんな、あるかも分からないリスキーな探し物をしてしまう。
バレたら怒られるのはオレなのに。
もしかしたら予備があるのかもしれない。
やたらキラキラしてる奴が多いこの学園では、不自然に見える程シンプルな髪紐だったから。
けれど…探さないで気持ち悪いままなのは、もっともっと嫌なのだ。
だから、だからーー。
オレの視界の端をすぃーっと通り過ぎたタツノオトシゴ先輩は、きっと考えすぎによる幻覚だ。
浮いてるのも幻覚で、箒に乗っているのも幻覚……｡
………ハァ？？？？
フ｢タッ……タツノオトシゴ先輩？！｣
『あら、フロイド君こんばんわ〜』
現在進行形でオレが頭を悩ませている張本人は、いっそイライラするくらいののほほんとした笑顔でヒラヒラと手を振っていた。
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シアン・ローズ（別アカ） - サンズに勝てる････････ライトセーバー買おうかな････････あと更新頑張って下さい！ (2022年10月25日 20時) (
レス) @page25 id: 215c26ef03 (このIDを非表示/違反報告)
菊乃(プロフ) - 愛菜さん» (*- -)(*_ _)ペコリ (2022年2月22日 12時) (レス) @page18 id: d0b76ddb34 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - いえいえ！自分も一瞬気づかなかったです笑 (2022年2月22日 12時) (レス) id: b3d1c81104 (このIDを非表示/違反報告)
菊乃(プロフ) - 愛菜さん» ｱｯすいません書き忘れです！修正してきます(´・ω・｀) (2022年2月22日 12時) (レス) id: d0b76ddb34 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - 男主君の各キャラの呼び方の所の二年生の所にシルバーが居なかったんですけど書き忘れですか？ (2022年2月22日 11時) (レス) @page9 id: b3d1c81104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊乃 | 作成日時：2022年2月20日 21時
