【3話】不思議な三人組。 ページ4
男主side
？｢ーーおや、此処に居たのですか。
フロイド、アズール｣
何やら温和な声がする。
いつの間にか、アズール君の隣にフロイド君と同じで一際背が高い青年が立っていた。
また新しい子だ。
それは良いのだけど何か、見た目が、凄い似てる…。
というかそういう次元じゃなくて、もう瓜二つレベルに似てる。
双子かな……？
ア｢丁度良いところに、ジェイド。
このウツボを回収して下さい｣
似てる子…もといジェイド君は、僕に抱っこされてるフロイド君を見てくすくすと面白そうに笑った。
ジ｢おやおや、何やら面白い事になってますね。
また趣味のパルクールを？｣
ア｢上の階からこの渡り廊下に飛び降りる時、丁度この人がいたんです｣
フ｢綺麗に受け止めて貰った〜｣
そう言われると、またジェイド君は肩を揺らして笑った。
そんなに面白いんですかね…？
というか、またフロイド君とは違った個性的な子が来たなぁ……。
ジ｢おや、それは何とも…。
フロイドが他人に抱き上げられて嫌がらないのは珍しいですね｣
ア｢えぇ、そうなんですよ。
普段なら暴れて手が付けられないのに…ま、フロイドを抱き上げる物好きなんて早々居ませんが｣
フ｢え〜、アズール酷ーい！｣
ジ｢ふふ｣
仲良しなのかな、この三人…。
腕章を見るに、三人共オクタヴィネルの子だ。
そういえば噂だけは聞いた事あったなぁ、めちゃくちゃ個性的なオクタヴィネルの三人組…。
何やら、モストロラウンジ？という飲食店を経営しているらしい。
名前を聞いて漸く思い出した。
僕は行ったこと無いけど、リリアは行ったことあるらしい。
少し前にそういう話を聞いた。
とーー段々腕がプルプルして来た僕に気付いたのか、アズール君が少し申し訳無さそうに眉を下げた。
ア｢申し訳ありません、流石にその巨体をずっと抱き上げるのはキツイですよね。
ほらフロイド、降りなさい！｣
フ｢えぇ、やだァ〜！
だって、タツノオトシゴ先輩の安定感ヤバいんだもん〜！｣
それは褒められてると受け取って良いのか…？
ジ｢我儘を言わないで下さい。
何なら僕が抱っこしても良いんですよ？｣
そう言われて渋々納得したのか、唇を尖らせながらフロイド君は僕の腕から降りてくれた。
く、反動で腕にジーンと来る……。
長時間正座をした後の感覚に似た気がする。
感覚を思い出すように、パタパタと腕を振った。
そんな僕を、アズール君は苦笑、ジェイド君は困り顔(？)フロイド君は満足そうな顔で笑って見つめていた。
つくづく不思議な三人組だなぁ…。
【間】小休止…。→←【2話】パルクールが趣味とは珍しい気がする…。
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シアン・ローズ（別アカ） - サンズに勝てる････････ライトセーバー買おうかな････････あと更新頑張って下さい！ (2022年10月25日 20時) (
レス) @page25 id: 215c26ef03 (このIDを非表示/違反報告)
菊乃(プロフ) - 愛菜さん» (*- -)(*_ _)ペコリ (2022年2月22日 12時) (レス) @page18 id: d0b76ddb34 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - いえいえ！自分も一瞬気づかなかったです笑 (2022年2月22日 12時) (レス) id: b3d1c81104 (このIDを非表示/違反報告)
菊乃(プロフ) - 愛菜さん» ｱｯすいません書き忘れです！修正してきます(´・ω・｀) (2022年2月22日 12時) (レス) id: d0b76ddb34 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - 男主君の各キャラの呼び方の所の二年生の所にシルバーが居なかったんですけど書き忘れですか？ (2022年2月22日 11時) (レス) @page9 id: b3d1c81104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊乃 | 作成日時：2022年2月20日 21時
