大人宣言 ２

ラウールとの思い出 ページ37

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ラウールside



ついにAちゃんも大人の階段に登っていってしまう悲しさもちょっとあるのが本音…




Aちゃんとの思い出というかこれからの楽しみの時間がなくなっちゃうんじゃないのかなあ



なんて



俺がAちゃんとの1番楽しい時間。



岩本「じゃAとラウはここでだな！」




深澤「ちゃんと気をつけて帰れよ！」




先輩たちに誘われる飲み会



デビューが決まりSnowManだけでのご飯会は基本的に9人で行くんだけど



先輩たちに飲み会に誘われる時は



俺とAは未成年だから不参加。




でもそれでも俺とAは



「ねえラウちゃん今日何の気分？(笑)」



ラウ「やっぱり焼肉？！」



「間違えない！！焼肉食べいこ」



2人でご飯を食べに行く楽しみ。



でもここ最近は事務所の近くの小さな路地にある




おじいちゃんとおばあちゃんがやってる小さな定食屋さん。



いつもお客さんはほとんどいなくて、おばあちゃんたちがいつも



『あら、おかえり〜』



そんな言葉をかけてくれるような場所で



俺は何でもAに話している気がする。



辛かったことも、嬉しかったことも、学校での出来事全部



コーラを飲みながら的確なアドバイスをくれるA



俺は言葉が足りなかったり、ストレートに言いすぎちゃうことが原因でよく誹謗中傷を受けていたとき



「ラウが言ってることは間違ってないから。絶対ラウのその一言で誰かを守ることができてるから！！」



Aは基本、何事も否定してこない。



だけど、ダメなことはダメって伝えてくれるお姉ちゃん。




泣きながら絶対トップになろう！！

なんて2人でコーラ乾杯して話せるこの大切な時間




なんか少しだけ遠くに行ってしまうんじゃないかって気持ちもあるけど



Aみたいな大人になりたいって思うし


俺も早く追いつけるように頑張るって思える存在。




尊敬しているジャニーズの先輩に、岸くんって言ってるけど。


岸くんと同じくらいAのこと尊敬している。



ってことは僕がお酒飲めるようになって酔ったふりして伝えるって決めてるからまだ言わないよ。




お誕生日おめでとう



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