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// ﾏﾙﾌｫｲ.
『〜……イ…………………ーーマ…』
っ、
ﾏﾙﾌｫｲ｢…っ｣
医務室か。
目が覚めた瞬間、自分がしでかした事が
身体の痛みと共に伝わってきた。
馬鹿だな僕は。
まさか、見惚れ、…見惚れて落ちるなんて
身体を起こそうと思うと
ﾏﾙﾌｫｲ｢な、なんだ？｣
少し頭を起こすと
右横に
あの女"
ﾏﾙﾌｫｲ｢ディゴリー…？｣
校医｢貴方が眠っていたまる2日ずっと離れなかったのよ((ふふ｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢は、は…？｣
校医｢授業にも出ないで…(呆)先生達にも怒られたのに。(笑)｣
何をバカな事をしているんだこいつは
校医｢とにかくあと3日はここで安静にしていなさいね、｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢3日もこんな消毒臭い場所でいられるもんか｣
校医｢校長命令です。寝ていなさい｣
はぁ、
ﾏﾙﾌｫｲ｢おい、起きろ！｣
僕の声にビクッと身体を動かし起き上がる
｢ふぁ?!、あ！マルフォイ！生きてた！｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢死んでたまるか。｣
｢よかったーふぅ｣
｢死なれたら困るよ｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢…？｣
｢散々バカにされた挙句、無理矢理クィディッチ見に行かされたんだから仕返ししないままね？｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢んだよ｣
｢…痛い？｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢当たり前だろ！折れてるんだぞ｣
｢ﾏﾙﾌｫｲさ、なんでいつもそんなカリカリしてんの…？｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢…別にしてない｣
｢そうやって人に憎まれ口ばっか叩くから恨まれて落ちる呪文でもかけられたんじゃないの？｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢貴様だって憎まれ口だろう｣
｢いつもの仕返し(笑)｣
、
ﾏﾙﾌｫｲ｢お前…2日も授業サボってたのか｣
｢え？｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢さっき…聞いた｣
｢ん？え、あ、まぁ…看病でもしてやろうかなーとかって｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢大きなお世話だ。さっさと戻れ。グチグチ言われるのは僕だからな｣
｢お兄ちゃんに？｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢ああ。バカ兄貴にな｣
｢いいの？帰っちゃって｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢は？｣
｢寂しくなあい？(笑)｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢ふざけるな！｣
｢はいはい(笑)じゃあ安静にしてなよ(笑)ばいばい｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢…｣
マルフォイ家に生まれなければ
スリザリンでもなく
ただ純粋にあいつに想いが伝えられたんだろうな。
こんなこと父上が知ったら、
.
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作者名：蛇 | 作成日時：2022年5月4日 21時
