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// you.
〜 クィディッチ 『ｸﾞﾘﾌｨﾝﾄﾞｰﾙ vs ｽﾘｻﾞﾘﾝ』
あぁそうか、今日はクィディッチだ。
廊下に張り出された紙を眺める。
｢ハッフルパフは明日かぁ｣
ま、どのみち兄は出れない。
１ヶ月前の大会で足を怪我してまだ療養中。
クィディッチをしている兄は大好きだった。
世界一かっこいい。
普段はキモイけど。
？｢おいっ！！｣
ボケーッとしていると横からものすごい形相でズタズタと歩いてくる奴
クィディッチの格好をし、ほうきを片手に…
｢な、なによっ｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢クィディッチ始まるぞ！なぜ会場に来ない！！｣
｢は、はぁ…？別にハッフルパフ出ないし…｣
｢お兄ちゃんのいないクィディッチなんてつまらないから、、｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢ポッターがいるだろ！！｣
｢はい？｣
｢あ、あの、なんでそんな怒ってるの？｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢怒ってなんてないさ！｣
｢えぇ…｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢ポッターと親友なんだろ！ならば見に来るのが普通だろ！｣
｢いや、ハリーは私がクィディッチでは兄にしか興味がないって知ってるし…｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢は、はぁ…｣
マルフォイは1歩後ろに下がり
俯いた
｢…？なんか今日のあんた変よ？熱でもあるんじゃない…？｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢見に来てほしいと言っているんだ！｣
｢…へ？｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢だ、だから｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢と、とにかく来い！いいな！｣
｢え、いや｣
ﾏﾙﾌｫｲ｢来なかったらお前等一族末代まで呪いの魔法をかけてやるからな！｣
マルフォイはそう言いながらズタズタと去っていった。
｢…は、｣
｢なんだ、今の…｣
でもマルフォイのあんな顔初めて見た。
と言うか数える程しか話したことないのに？
てか大体毎回あいつが私に絡んできてただけだけど、、。
まぁ、あのマルフォイ家ならまじで呪いそうだから行くか、
.
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作者名：蛇 | 作成日時：2022年5月4日 21時
