Dream story//.. (ページ12)

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// ﾊｰﾏｲｵﾆｰ.

ﾏﾙﾌｫｲ｢っ、来い｣

｢…え……っ？｣

ﾊﾘｰ｢頼んだよ。｣

ﾏﾙﾌｫｲ｢、｣

ふらついたAを支えていたハリーは、
あっけなくマルフォイにAの手を握らせて言った。

それにハリーの目を見て小さく頷くマルフォイは、泣いていた。

2人が去った後は、騒がしくなる。

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ｢ハリーっ…！なんで行かせちゃうの?!あんなことしたら…っ、またAが｣

ﾛﾝ｢そうだよ、、なんかマルフォイも変だったし…｣

ﾊﾘｰ｢あの二人に今必要なのは、愛と時間なんだ。｣

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ｢…え？｣

ﾊﾘｰ｢実の両親に悪魔だと言われ、里親に引き取られて愛情一杯で育てられたAと、愛情一杯ではあったけど幼い頃から由緒正しい家柄に傷を付けないようにと縛られてきたマルフォイ。

全く違う人生に見えるかもしれないけど
足りないのは、心に入りきらないくらいの愛情なんだよ。
僕はその愛情を、ロン、ハーマイオニーにもらった。
だから両親が亡くなってから辛い人生だったけど、今では心が愛で溢れてるんだ。

スリザリンとハッフルパフの2人にしか分かり合えないんだと思う。だから時間をあげないとね。｣

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ｢…｣

ﾛﾝ｢…｣

ﾊﾘｰ｢ここに今いるみんなにも。｣

『…』

ﾊﾘｰ｢今2人には時間が必要なんだ。もしその2人の時間を邪魔するやつが現れたら僕は許さない。｣

ハリーはそれだけ言うと歩き出した。

そうね、そうよね。

2人はちゃんと話し合うべきだわ。

それにセドリックとも。

マルフォイの事はちょっと信用ならないけど、、

今はハリーの言うように、邪魔しないでおこうかしらね。

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