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「ん、偉い、」
「っ、」
「じゃあ、あと20回ね」
そう言うと、目黒はAに抵抗する間も与えず膝を組んだ。
Aが縋るように目黒を見上げても遅し。
その手は、既に振り上げられていた。
ぱちぃぃぃぃん！！ ぱぁぁぁん！！ ばちぃぃぃん！！
「痛ぁっ、！！！」
ぱちぃぃぃぃん！！ ぱぁぁぁん！！ ばちぃぃぃん！！…
「ごめっ、なさいっ、」
「ちゃんとラウールにも後で謝れよ、分かった？」
「はいっ、、」
既にお尻の赤かったAは、早速ぼろぼろと泣く。
しかし、先ほどと打って変わって、目黒のズボンをぎゅっと掴んで必死に耐えている。
ぱちぃぃぃぃん！！ ぱぁぁぁん！！ ばちぃぃぃん！！…
「ふぇぇぇっ、もぉっ、しないぃっ、、！」
ぱちぃぃぃぃん！！ ぱぁぁぁん！！ ばちぃぃぃん！！…
「ほんとにっ、ごめっ、なさいっ、、！！」
ビシバシと平手は落ちる。
それでも、目黒がいつもの優しい声と雰囲気に戻っていることに、Aは幾らか安心できた。
お尻が満遍なく赤くなり、
散々泣きじゃくって、
暴れる元気も無くなった頃、
「じゃあ、次で最後、」
ばちぃぃぃぃぃんっ！！！！
「ふえぇぇぇぇっ、」
飛び切りの1発と共に永遠に感じられたお仕置きがようやく終わった。
目黒が服を直して起き上がらせると、Aは涙でぐちゃぐちゃの顔。
反抗しすぎた挙句、こっぴどく叱られ、結局はへの字の口でぼろぼろと泣くしかなくなった後輩を、目黒は仕方ないなと、優しく抱き寄せた。
「…ひくっ、痛かったぁっ、」
「Aが反抗するからだろ？」
そう言われると、返す言葉はない。
その様子に目黒は苦笑する。
「ほら、ラウールにも謝っておいで」
Aはぽんぽんと頭を撫でられ、背中をとんと押された。
「あのっ、、ごめんなさいっ、」
一息に言って謝った後、ちらっとラウールを見ようとすると、、
ばちぃぃぃぃぃん！！！！
「痛ぁっっっっ！！！！」
「俺からのオシオキ。まじ次やったらこんなんじゃ許さないから。」
「…ごめっ、なさいっ、」
「…まあ、今日は頑張ったじゃん」
ぽんぽんと頭を撫でられ、ぎゅっと抱きしめられて、Aは許されたのだとホッとするのだった。
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瞳(プロフ) - 更新ありがとうございます⭐︎心配してました^_^皆そうさんの小説好きなんですね⭐︎ (3月6日 13時) (
レス) id: f18ac5488a (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - 瞳さん» ありがとうございます〜 これからもよろしくお願いします╰(*´︶`*)╯ (3月5日 22時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - Rさん» こちらこそありがとうございます❤︎ (3月5日 22時) (レス) @page7 id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - 移行おめでとうございます⭐︎ (2月19日 3時) (レス) id: f18ac5488a (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新ありがとうございます！とっても嬉しいです！！ (2月19日 0時) (レス) @page1 id: 145417aa36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そう | 作成日時：2024年2月18日 22時
