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隠れてコソコソ(なにわ 藤原) ページ39

all 第三者視点



「Aちゃん〜?何してるのかな?」


なにやら楽しそうなA。
声をかけられて振り返ると、笑顔に見えて、目の笑っていない藤原がいた。

一瞬、頭をフル回転させた後、Aは無意識にお尻を抑えて硬直した。

そして、


「あ゛、」


見事に濁点のついた、「あ」。


「はい、おいでー。」


突っ立っているAの腕をスムーズに引っ張って、藤原はソファーの上に座った。


「待って待って、やっぱりお仕置き、、」

「当たり前やろ。次は無いよって言ったもんな。」

「ですよね、、、」


藤原の膝を見つめながら、今更”やってしまった…”と後悔しても遅い。

Aはもう既に同じことで2回注意されていて、「次やったらお尻ぺんぺん20回」と言われていた。

それからしばらく時間経って、気が緩む頃。

もしかしたら、藤原はそんな約束を忘れているんじゃないか
藤原にさえ見つからなきゃ良い
と油断していた矢先に、現行犯で見つかったのだから逃げ場がない。


「はい、自分でお尻出して乗って。」

「自分で…」


そう言われても、自分で行くのは簡単ではない。
Aは、えぇー、と思いながら再び藤原の膝を見つめだした。

こうなってしまえば、もうお仕置きされないルートはないのだが、足掻きたくなるのが常で。


「やっぱなしとか、、」

「あるわけないやろ」

「ですよね、、、」


そしてまた膝を見つめて、一言。


「これから、仕事あるので…」

「…あの、今じゃなくて、別の日とか…」

「じゃあ、そっちの方が反省できるな」


逃げ道を探そうとしてまた口を開こうとする。
そんな様子を見て、藤原がため息をついた。


「さっきから何を言うてんねん。往生際悪いと回数追加するで。」


お仕置きの時、藤原は厳しい。
毎回自分で膝に乗らせるし、早くしないと回数を増やされる。

Aもそれを百も承知、身に染みて分かってはいるのだが、嫌なものは嫌なのだ。


Aはがっくり肩を落として、また膝を見つめだした。
そんなになるなら最初からやらなければいいのだが。

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そう(プロフ) - nanocaさん» 嬉しいお褒めの言葉、、ありがとうございます❤︎リク、了解です!遅くなってしまうかもしれませんがご了承ください、、! (9月24日 22時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
nanoca - 主様の作品大好きで!!毎回更新楽しみにしてます!全部好きですがなにわ藤原くんの話が気に入ってます♡あの。。なにわ大橋くんでリクエストってしても良いですか?! (9月24日 3時) (レス) id: 413e5750af (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - Rさん» いつも読んでくださってありがとうございます!!コメント、嬉しいです♡これからもよろしくお願いします! (9月14日 21時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - 雪さん» こんにちは〜、コメントありがとうございます!永瀬くん、了解です! (9月14日 12時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - ミーさん» こんにちは!了解です、頑張ってみます! (9月14日 12時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そう | 作成日時:2020年12月13日 15時

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