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口をぎゅっと閉じて黙り込むAに、伊野尾はため息をついた。
「A、お尻出しなさい。」
「…っ！」
伊野尾がそう言って手を伸ばすと、Aは反射的に腕を引っ込めて青ざめた顔で後ずさった。
そして、焦って楽屋から逃げようとするも、ドア側にいた伊野尾にいとも簡単に捕まえられた。
「…っ！いやですっ！」
Aは半泣きで必死に掴まれた腕を振ったり、座りこんでみたり、逃げようとしているから、伊野尾の顔がどんどんと曇ってきていることに気づいていない。
「ねえ、嫌とか言ってられる立場？…俺ぇ、結構怒ってんだけど」
低くて冷たい声。
Aが恐る恐る伊野尾の顔を伺うと、もう伊野尾はAのことを見ていなかった。
そして、怯んだ隙にあっという間に膝の上に乗せられ、履いているものを全て下げられしまった。
「伊野尾くんっ、」
「…いのおくんっ、、ごめんなさいっ、」
「ねえっ、いのおくんっ、！」
時既に遅し。
Aが呼びかけても伊野尾から反応がなくなった。
伊野尾が袖をまくる音が静かに響くだけの部屋に、恐怖心が煽られる。
もう既にAは半泣きだ。
「今日はごめんなさいは聞きません。回数決めないから。ちゃんと反省する事。」
ばちぃぃぃぃんっ！！
「…いっ、、！」
ぱちぃぃんっ！！ ぱぁぁんっ！！ ぱしんっ！！
ぱちぃぃんっ！！ ぱぁぁんっ！！ ぱしんっ！！
「…っ！ごめっ、、ごめっなさいっ」
ごめんなさいは聞かないと言われているのに、淡々としている伊野尾に怖くなって口をついてでる。
ぱちぃぃんっ！！ ぱぁぁんっ！！ ぱしんっ！！
ぱちぃぃんっ！！ ぱぁぁんっ！！ ぱしんっ！！
「…っ！まっ…やだっ、、！」
ぱちぃぃんっ！！ ぱぁぁんっ！！ ぱしんっ！！
「もうっ、しま゛せん゛っ…！」
Aは何を言っても冷たい伊野尾に怖くて寂しくて心が折れそうだった。
そもそもお尻を叩かれて叱られる前から、自分のミスに心苦しく思って泣きそうだったのだ。
そんなに叩かれていないのに、次から次へと新しい涙が出てくる。
ぱちぃぃんっ！！ ぱぁぁんっ！！ ぱしんっ！！
「…ふぇぇ…っ…」
ぱちぃぃんっ！！ ぱぁぁんっ！！ ぱしんっ！！
ぱちぃぃんっ！！ ぱぁぁんっ！！ ぱしんっ！！
「…ごめっな゛さいっ、！」
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そう(プロフ) - nanocaさん» 嬉しいお褒めの言葉、、ありがとうございます❤︎リク、了解です！遅くなってしまうかもしれませんがご了承ください、、！ (9月24日 22時) (
レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
nanoca - 主様の作品大好きで！！毎回更新楽しみにしてます！全部好きですがなにわ藤原くんの話が気に入ってます♡あの。。なにわ大橋くんでリクエストってしても良いですか？！ (9月24日 3時) (レス) id: 413e5750af (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - Rさん» いつも読んでくださってありがとうございます！！コメント、嬉しいです♡これからもよろしくお願いします！ (9月14日 21時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - 雪さん» こんにちは〜、コメントありがとうございます！永瀬くん、了解です！ (9月14日 12時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - ミーさん» こんにちは！了解です、頑張ってみます！ (9月14日 12時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そう | 作成日時：2020年12月13日 15時
