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そして、とうとう監督に呼び出され、

「全然だめじゃん。指示、ちゃんと聞いてた?難しいところもあるかもしれないけど、ついてきてくれないと作品が出来上がらないし、お客さんにも満足してもらえないからね」

とお説教される始末。

そんなAを横目に、伊野尾は事務所の先輩として周りの人に頭を下げながら、「これはちょっと後でお話しかな」と思うのだった。





「ちょっとおいで」


稽古終わり、伊野尾は複雑な顔をするAの腕を引っ張って、楽屋に連れて帰った。


「Aさ、最近ちょっとひどいよね。」

「すいません、、」

「ちゃんと指示聞いてる?」

「聞いては、いるんですけどっ、、難しくって、ついていけなくて、、変更とかも複雑だし、、わかりにくいし」

「でも、“わかりました”って返事してたよね?」

「…」


Aは俯いたまま。顔を上げようとしない。
そんな様子に伊野尾はため息をつく。


「俺の目を見て。」

「…っ、」

「A、見なさい。」


Aが伏目がちに顔をゆっくりあげると、目には既にこぼれ落ちそうなぐらいに涙が溜まり、口はへの字にぎゅっと結ばれていた。


「なんで分かったふりしてたの?」

「…っ、すいません、、」

「理由を聞いてるんだけど。」

「…迷惑かもしれないから…言い出せなくって」

「前も注意したことあったと思うけど、そうやって分からないこと聞かないで、いいことあった?」

「…っ」

「こら、お返事」


口を開けば泣いてしまうと言わんばかりに、口を固く縛っているA。
悔しさと、ミスばかりしてしまった怖さと、心は既に折れそうだった。

それに、いつもの優しいふんわりした雰囲気と違って、淡々と責める伊野尾が怖かった。

伊野尾はAの様子に、罪悪感と悔しさと怖さでいっぱいなこともわかっていた。
でも、何度も注意していたのに改善しようとしなかったことに加えて、このままほっとくと致命的な問題でもあるため、厳しい態度で接していた。

しかもこれで2回目、というわけでもなかった。


「あのさ、何回も同じ失敗してるよね?」


ビクッとわかりやすく反応するA。
度々今回と同じことが原因で失敗しているということが、伊野尾の耳には入っていた。
失敗から学ばず、懲りずに繰り返すなんて大問題だ。

・→←わからないことは、 (Hey!Say!JUMP 伊野尾)



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そう(プロフ) - nanocaさん» 嬉しいお褒めの言葉、、ありがとうございます❤︎リク、了解です!遅くなってしまうかもしれませんがご了承ください、、! (9月24日 22時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
nanoca - 主様の作品大好きで!!毎回更新楽しみにしてます!全部好きですがなにわ藤原くんの話が気に入ってます♡あの。。なにわ大橋くんでリクエストってしても良いですか?! (9月24日 3時) (レス) id: 413e5750af (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - Rさん» いつも読んでくださってありがとうございます!!コメント、嬉しいです♡これからもよろしくお願いします! (9月14日 21時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - 雪さん» こんにちは〜、コメントありがとうございます!永瀬くん、了解です! (9月14日 12時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - ミーさん» こんにちは!了解です、頑張ってみます! (9月14日 12時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そう | 作成日時:2020年12月13日 15時

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