プロ意識（SixTONES・田中樹） ページ11
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収録終わり、Aの楽屋にSixTonesの田中樹が尋ねてきた。
「お前さあ、ちゃんと話せよ。」
先輩の言葉にAはぎゅっと口をつぐんだまま、何も反応しない。
「話に乗れなくても、加わろうとする努力だけでもしろよ。」
「なあ無視すんな」
「別に無視してるつもりはないです…」
「じゃあちゃんと反応しろよ。」
「っ…」
「何、お前拗ねてんの？」
「別に…」
樹は今日の収録でのAの振る舞いを咎めていた。周りの人に甘えて、話に加わろうともしなかったのだ。話を振られてやっとその口を開いた。その発言した回数は片手で数える程なのではないか。
確かにAにとって加わりにくい話題だったかもしれない。でも、テレビに出る立場の者として『じゃあしょうがない』と容赦されるようなことではない。
素人目で見てもあまりにひどいから、Aの楽屋に先輩である樹がわざわざ足を運んだのだが、当の本人は反省の色なし。挙げ句の果てには、スマホに手を伸ばし、この空気から逃げるようにいじり始めた。
樹は溜め息をついてAの隣に座り、その手からスマホを取り上げた。
「はい、没収ね。俺、お前と話してんのにスマホいじんのは許されないでしょ。」
「…っ！！」
無言で俯いたまま、ぎゅっと口をつぐむAに樹は溜め息をついた。
「俺の目を見て」
普通ならこんなイケメンと目を合わせちゃったらキュンとするところ。でも状況が状況だ。
Aが恐る恐る顔を上げると、樹の顔は真剣で、その目は鋭かった。
「今日の収録、自分で点数つけるなら100点満点中何点だった？」
「…50点ぐらいだったかもしれないです…」
段々と尻すぼみになっていくAの返事を、樹はひと蹴りした。
「甘いな。俺はひどすぎて評価すらできないくらいだったと思う。」
「…っでも、話の内容が加われるような内容でもなかったしっ…！」
「話についていけないなら、質問すれば良いだろ？」
「そんなことっ…できないですっ…」
「やってもないやつが出来ないとか言うな。」
「でもっ！私は…努力はしたんです、、！」
「どんな？」
「…話そうとは頑張りました…出来なかったけど…」
「なあ、さっきから俺がなんて言ってるか聞いてた？？俺は『話そうとしろ』なんて言ってないの。『話せ』って言ってるの。」
「私には、ムリだった、、、」
話が無限ループ。Aが意地を張っているせいで、会話が足踏みをしていた。
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そう(プロフ) - nanocaさん» 嬉しいお褒めの言葉、、ありがとうございます❤︎リク、了解です！遅くなってしまうかもしれませんがご了承ください、、！ (9月24日 22時) (
レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
nanoca - 主様の作品大好きで！！毎回更新楽しみにしてます！全部好きですがなにわ藤原くんの話が気に入ってます♡あの。。なにわ大橋くんでリクエストってしても良いですか？！ (9月24日 3時) (レス) id: 413e5750af (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - Rさん» いつも読んでくださってありがとうございます！！コメント、嬉しいです♡これからもよろしくお願いします！ (9月14日 21時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - 雪さん» こんにちは〜、コメントありがとうございます！永瀬くん、了解です！ (9月14日 12時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - ミーさん» こんにちは！了解です、頑張ってみます！ (9月14日 12時) (レス) id: 9450fde163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そう | 作成日時：2020年12月13日 15時
