甘い物、苦い物【2】 ページ15
重岡：ホンマにー、最近ホンマに物騒やから
気ぃ付けるんやで。
あ、そう言えば今度新しくバイトの男の子が入るって
小瀧： …
俺もしげが心配。
は？としげが俺を見つめる
小瀧：だって物言いがきついやん？
重岡：はぁ？まぁええや。
同棲してる彼氏にもよろしく伝えといてなぁ！
守ってもらい〜
＿＿ 彼氏じゃない
コツンッ
＿＿だけどあの子は俺の愛する人
コツンッ
＿＿ ホンマに不思議やなぁ
コツンッ
＿＿パズルみたいに甘いピースを俺の心に埋め込んで
＿＿欠けていた俺の心を満たしてくれる
流星 、 流星
コツンッ
もう少しだけ待っててな
タッ タッタッタッタッ
ダンッ ！！
客：くっそぉ … 望くん足速いって
ハァハァハァハァ
肩で息をして ふぅと上を向いた
北梅田：気付いてたんですか？
下手な尾行はしてなかったと思ってたんやけど
小瀧： … 足音が聞こえてましたよ。 先生
北梅田：君の方が一枚上手だったわけですか。
でもそれがわかってて、どうしてこんな路地裏に？
先生が手を口元へ持っていきうーんと唸る
小瀧：…やめて欲しいから。
こうしたら姿あらわすんちゃうかなって
先生はにたァと笑う
【なんだろう】
北梅田：全部わかってるんですね。
これが僕の素だってこと
【なにか】
北梅田：目を見てればわかります。
賢い子ですね。
【苦い】
ほかのバカな子たちとは違う
【この人】
そういうところに惹かれました。
【苦くて堪らない】
【どうして？】
小瀧：先生なのに生徒のことストーカーして
いいんですか？
北梅田：そうですね。いけないことですね。
だからいいんじゃないですか。
危ない綱渡り
そういうギリギリって素敵なことだと思いませんか
君の事は入学式からずっと見ていました。
僕好みの子だなと、ずっとずっと
そのキメ細やかな肌を全身で可愛がって僕色に染めたい
羞恥に満ちて身体を開く君の姿を想像するだけで
ああ … 堪らない
僕なら他の男や女より快楽を与えられるのに
そう思いながらずっと機会を伺っていたんです。
静かに …
北梅田が手を広げ俺の腕を引っ張る
北梅田：君の同棲相手のところへ連れてってください
苦い 苦い 苦すぎる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：aoi | 作成日時：2017年9月14日 12時
