はっぴーしゅがーらいふ (ページ2)

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俺の可愛ええ王子様ページ2

小瀧side

『知っとる？政高の小瀧望くん。

尻軽で彼女が沢山おるらしいよ？頼んだらすぐ彼氏になってくれるんやって～。』

『マジで？めっちゃタラシやん。でもイケメンやなぁ、』

『私アタックしてみようかな。』

重岡：……お、きたきた。望～。

小瀧：はよ、しげ。今日もイケメンやなぁ。

重岡：はぁ？そんなんええわ。ちょっと望こっち来て

小瀧：なになに。

しげは俺の体を引き寄せ耳に顔を近づけてきた。

重岡：なぁ、あの女の子知っとる？お前と遊んだことあるらしいけど

と、小声で言われみたが俺にはそんな記憶なく

小瀧：んー、分からんわ。誰やろな

重岡：うわ、覚えてへんの？ひぇぇ、流石モテる人は違いますね～。

そんな話をしながらバイト先の執事喫茶着き着替え始める。今日のバイトは儲かるとええな。あ、今日は社長令嬢の里緒さんが来る日や。よっしゃぁ、頑張ろ。

重岡：今はどんな子と付き合ってるん？よかったら紹介してやぁ

ベトベトとしげがくっついてきて暑苦しい。

小瀧：俺なそういうのやめたんよ。心に決めた人が出来てん。

重岡：え、嘘やろ？女遊び俺としよやぁ。

しげはバイト先の制服を着ながらぶーぶー文句を言って

小瀧：嫌や、俺もうその人と二人暮らししてんねん。

俺もはよ着替えたいのにしげは俺の前に立ちはだかり

重岡：もう同棲もしとるん！？望ってそんな人やっけ

小瀧：はーいもうその話終了な。はよ、でなきゃ照史に怒られるで

はーいと下唇を出ししげが返事をしてお店に出ていった。

はぁぁ、やっと1人やわ。それにしてもりゅうくんはお家で1人でおれるかなぁ。心配すぎやわ。

よし、俺も照史に怒られたないからお店でよ。

俺の可愛い王子様、待っててな