今日こそは、伝える ページ7
JK「今日こそは、伝える。」
リビングで資料を読んでいるヌナ、手帳を開いたと同時に落ちた写真
ジンヒョンやユンギヒョンにからかわれて、顔を赤くしている
チェンヒョンとヌナの距離が近すぎて、思わず破り捨てたくなった
JK「ヌナ。話が、」
JM「ヌナー、ちょっと日本語教えて。」
俺の声は、ジミニヒョンの声に掻き消された
「はーい。」
JM「集中したいから、部屋で教えてもらってもいい?」
「うん、いいよ。」
リビングを出て行こうとしたヌナが振り返った
「グク、何か言わなかった?」
JK「ううん、何も。」
「本当に?」
JK「うん。」
「そう。じゃ、行くね。」
JK「ヌナ。」
「ん?」
JK「あの、えっと・・・戻ってくる?」
「この間みたいにうっかり寝ちゃわない様、気をつける。」
JK「わかった。」
JM「ヌナー、まだ?」
「今行く。」
呼ばれたヌナは、慌ててジミニヒョンの部屋へ向かった
JN「意気地なし。」
JK「だって、」
SG「伝えられないままになるぞ。」
JK「・・・。」
JN「さっさと伝えなさい。それしかないよ。」
今夜も二人のヒョンに励まされ、俺は自室へ
結局、その夜もヌナは部屋に戻って来なかった
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作者名:薫 | 作成日時:2018年1月12日 22時