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・・・あなたって、何だよ ページ49

このままじゃ、ダメだ
ヒョンたちを追かけて、部屋を飛び出す


JK「ヒョン・・・?何して、」


物陰に隠れているヒョンたちの先に、ヌナがいた
カイヒョンに、抱きしめられていている


JK「・・・。」


地面が揺れているような感覚
上手く呼吸が出来ない
ふらっとその場から離れて、宿舎へと戻った


RM「グギ!どこに、」


玄関先で待ち構えていたナムヒョンが、俺の顔を見て言葉を飲み込む


JH「お風呂、ゆっくり入っておいで。」


ナムヒョンの隣にいたホビヒョンに、優しく促される
いつもより長く入っていた風呂の間に、ヒョンたちが帰っていた
聞こえてきたテヒョニヒョンの声


TH「カイヒョンとつき合うことにしたから、一緒に行くの?」


思わずドアの前で、足が止まる
一緒に行く?
カイヒョンとどこへ行くつもり?


JM「ちゃんと答えてよ。」


珍しく、強い口調のジミニヒョン


「そうなるかもしれないね。」


ヌナが、部屋から出て来た
俺の顔を見た瞬間、顔をしかめられる


JK「・・・。」

「・・・」


何も言わず、さっさと自室へと向かうヌナを追う
閉められそうになったドアに手を突っ込む


「痛っ、いたたたたっ。」


ドアの隙間に、指が挟まれる
でも、そのおかげでヌナの部屋に入れた


JK「ヌナ。」

「何ですか?」

JK「さっきのは、本当?」

「何がです?」

JK「カイヒョンと、」

「それが本当だとして、あなたに関係ありますか?」


・・・あなたって、何だよ
名を呼んでもらえないことに、胸が痛む


JK「大ありだよ。俺は、」

「そろそろ出ていってもらえますか?寝る準備をしますので。」


冷たくあしらわれ落ち込んだが、どうにか居座ろうと考える
視界に入ったベッド・・・


JK「やだ。今夜は、ここで寝る。」

「は?」


素早く布団の中に潜り込み、寝たふりを決め込んだ


「お風呂へ入って来ます。その間に、ここから出て行って下さい。」


溜息が聞こえ、部屋を出て行く足音
ヌナが戻ってきたら、ちゃんと話をしよう
そう思っていたのに、いつの間にか眠っていた
目を覚ましたら、部屋には一人きりでヌナの気配がない


JK「・・・ヌナ?」


探しに来たリビングのソファーで、丸まって眠っている
そーっと起こさないように抱き上げて、ベッドで運んだ

俺は、今までの事を全て打ち明けた→←・・・気まずい、非常に気まずい



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設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2018年1月12日 22時

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