防弾VSヌナ２片想い編 (ページ5)

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なにこのハーレム状態ページ5

真『Aちゃん、呼ばれたよ。』

興奮気味の真紀さんに背を押されて、立ち上がってステージへ

女「え、嘘。羨ましい。」

メンバーに引き当てられたエリたちが、ステージに上がって行く
各メンバーは、エリとくっついて写真を撮影している
ファンサービスしすぎ、メンバーとの距離が近い

スタッフ「チェンさん、撮影します。ポーズを決めて下さい。」

CH「どうしようか？」

緊張のあまり、声が出ない

CH「俺が勝手に決めちゃうよ？」

大きく何度も縦に首を振ると、その行動が可笑しかったのか笑われる

CH「ははっ、やっぱり面白いね(笑)」

背後に回ったチェンさんが、抱きしめてきた

スタッフ「すみません、笑顔でお願いします。」

無理無理無理、この状況で笑顔とか作れないし
カメラを向けてきたスタッフさんが、笑うように要求してくる

スタッフ「リラックスです。」

CH「しゅわしゅわ、しゅわわわ～♪」

ふいに耳元で聞こえた言葉に、思わず笑ってしまった

スタッフ「はい、オッケーです。」

写真をチェンさんに渡すと、しばらくしてからサインを書き込んでくれた

CH「いい笑顔だよ。」

「あ、ありがとうございました。」

スタッフ「では、あちらで集合写真を撮影します。」

待っていた他のメンバーの所に、チェンさんと合流する
さり気なく両サイドに来たベクオッパとカイ
オッパは私の肩に手を置き、カイは腰に腕を回す
私の前にしゃがんでいるチェンさんが、振り返った

CH「俺の肩に手を置いてくれるかな。」

「は、はい。」

言われた通りチェンさんの肩に手を置くと、私の左手にチェンさんの右手が重ねられた
なにこのハーレム状態、イケメンに囲まれてすっごく幸せなんですけど
今年の運、早くも使い切った感じがする
撮影が終わって写真を受け取り、メンバーにお礼を言ってステージから自分の席へと戻った

真『良かったわね。』

『はい、素敵な記念になりました。』

折り曲ると嫌なので、手帳に写真を挟んで保管する
次の企画も終わって、歌とダンスのパフォーマンスが披露された

MC「お待たせしました。メンバーの準備も整いましたので握手会を始めたいのですが、皆さまにお願いがあります。メンバーへの握手以外の行為はお控え下さい。よろしいですか？」

エリ「はーい。」

MC「さすが、エリの皆さん。では、スタッフさんご案内をお願いします。」