おい、おい、危険人物扱いかよ ページ18
「ヌナ、いる？」
ジミニの声が聞こえて、ドアがノックされる
返事をしたくても、口を塞がれているヌナ
肩を押して離れようとするから、強く抱きしめた
JM「ねぇ、いないの？」
もう一度、ドアがノックされる
SG「ジミニ、どうした？」
JM「ヒョンたち、ヌナを見ませんでしたか？」
SG「俺、見てない。ナムは？」
RM「部屋に入るところ、見ましたよ。」
JM「そうですか、ありがとうございます。」
再び、ドアがノックされる
JM「ヌナ、入るよ。」
RM「こら、返事がないのにダメだろ。もしかしたら、寝ているかもしれないし。」
SG「アイツも休みの日だしな。」
ヒョンたち、そのままジミニを連れて立ち去って
RM「あー、そういえば。誰かが、部屋の中にいるような感じだった。」
JM「テヒョナだ。ヌナ、入るよ。」
ドアノブが回る音がして扉が開けられる寸前、ヌナから離れた
JM「ヌナ、大丈夫？テヒョナに何もされてない？」
ヌナに駆け寄ったジミニが、失礼な事を言う
TH「するか。」
JM「ヌナ、本当？」
こくこく、首を縦に振り頷いているヌナ
SG「何もされてない割には、真っ赤な顔して大丈夫か。」
慌てて口元を手で隠すヌナ
その姿を見て、ニヤッと笑うユンギヒョン
俺をチラッと見たナムヒョン
ジロッと見てきたジミニ
あ、バレた
JM「はぁ〜、テヒョナと二人きりとか危ないよ。ヌナ、気をつけないと。」
おい、おい、危険人物扱いかよ
俺よりお前の方が、よっぽど危ないじゃんか
ジミニたちの乱入で、二人きりの時間が終わってしまった
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作者名：薫
| 作成日時：2018年1月12日 22時
