えーっと、アレだよね ページ11
つき合ってたんだ、あの二人
黒髪ロング、背は高め、程よい筋肉質、パッチリ二重、ぽってり唇
スンリさんってよく見たら、グクの理想だよね
そんなことをぼんやりと思っていたら、携帯が鳴った
マネ「もしもし、Aさん。おはよう、今大丈夫？」
「マネージャーさん、おはようございます。どうされましたか？」
マネ「仕事じゃなくて、昨日のお菓子ありがとう。妻と娘に、喜んでもらえたよ。」
「お役に立てて良かったです。お店の場所は、メールにURL貼って送りましたので。」
マネ「助かるよ。妻が、君に会いたがっている。今度、家にご飯を食べに来てくれないか？」
「奥様に？ぜひ、私もお会いしたいです。」
マネ「日取りは、改めて声をかけさせてもらうよ。それじゃ、また明日。」
「はい、良い休日を。」
通話を終えた後は、部屋で写真の整理をしていた
「写真、けっこう増えたなぁ。」
しばらくアルバムにまとめていたけれど、やっぱり集中できなくて
気分転換ついでに、何か飲もうとキッチンへ
リビングにいるテヒョンとジミンの話し声が聞こえてきた
JM「遠距離恋愛かぁ。」
グクたちも似たような環境だよね
お互い芸能人同士だから、なかなか二人きりで会えないだろうし
TH「簡単に会えなくて、寂しくて、人肌恋しくなって。」
JM「職場の先輩とだんだん親しくなり、誘われて一線越えちゃっただって。」
グクもお年頃だから、あの日も欲求不満だったのかも
TH「たった一度の出来事だったけれど、未だ忘れられない。」
一度知った温もりは、忘れられない
TH「それって、しちゃいけない・・えーっと、アレだよね。」
JM「浮気でしょ。テヒョナ、そのアレが肝心だから(笑)」
TH「そう、浮気！」
そう、浮気
テヒョンと心の声が、重なった
JM「絶対、よくないよね。」
わかってるよ・・・
TH「ヌナー！」
「な、なに？」
TH「ちょっと、来て。」
呼ばれて二人の元へ
JM「ヌナは、どう思う？」
「何が？」
TH「これこれ。」
テーブルに広げられた雑誌を指さす二人
「私の恋愛、罪の告白編？」
TH「絶対、罪だとか思ってないよ。」
JM「むしろ自慢話って感じがする。」
TH「これも浮気の話しだ。恋人がいることを知らなかっただって。」
「でもそんな言い訳は、通用しないよね。」
JM「ヌナ？」
「作業の途中だったから、部屋に戻るね。」
二人の視線から逃げるように、自室へ戻った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 678人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：薫
| 作成日時：2018年1月12日 22時
